「できないところにばかり目がいってしまう」

 

「できないことが多くて、私ってダメだな」

 

「できないことが多いから、もっと努力しなくちゃ」

 

そんなふうに、自分のできていない部分にばかり目を向けていませんか。

 

 

人は、よい面よりも悪い面に目を向ける傾向があります。

 

10のうち、いいことが9あって悪いことは1だけなのに、たった1の悪いことに目を向けてしまうのです。

 

だから、どうしてもできていない部分に目を向けてしまいがちなのですね。

 

 

できない部分に目を向けると、

 

「ダメだな」という気分になって、落ち込んでしまうことがあると思います。

 

「なんでできないんだろう」

 

「がんばっているのにできるようにならない」

 

とぐるぐる思考に陥ってしまうこともあるでしょう。

 

 

 

 

そうやって自分を責めなくても大丈夫です。

 

どんな人にもできないことはあります。

 

できていない部分があるのは、あなただけではないですよ。

 

 

「いや、職場のあの人はいつも完璧」というような人が身近にいるかもしれませんね。

 

でも、その人にもできないことはあるはずです。

 

仕事は完璧にできても家事はできないといったようにできないことがあって、

 

あなたが見ていないから知らないだけです。

 

 

できていないところをできるようにしようと努力をするのはつらいです。

 

 

私は高校生のころ、世界史が苦手でした。

 

苦手でこのままでは平均点もとれるかわからないので、相当の努力をして勉強をしました。

 

そのかいあって、テストでは90点以上をとることができ、クラス順位で3位以内に入ることができました。

 

でも、テストが終わると勉強したことをすっかり忘れてしまいます。

 

いつも必死になって勉強をして、うつ状態にもなって、

 

やっとの思いでよい点をとったのに、ほぼ忘れてしまうのです。

 

「無意味だ」という気持ちになり、ひどく落ち込みました。

 

 

 

 

こんなふうに、苦手なことを努力して身につけようとするのはつらいことだし、

 

がんばってもなかなか身につかないことがあります。

 

 

できないことを伸ばそうとするのではなく、できているところに目を向けましょう。

 

できているところに目を向けた方が自分が楽になります。

 

できているところに目を向けると

 

「私ってこんなことができるんだ」と自信になりますよ。

 

そして、できていることというのは、たいてい自分が好きなことです。

 

好きだからこそ、たくさんその物事に取り組もうとして、たくさんやるから上達をします。

 

好きなことをしているときは楽しいから気持ちが楽です。

 

 

 

 

できないことは、それが得意な人にお願いしてしまいましょう。

 

「頼るのは苦手だな」と思うかもしれませんが、

 

頼られる側としては

 

「自分のことを信頼してくれているのだ」

 

「役に立ててうれしい」

 

と思っているかもしれませんよ。

 

 

できないことがある自分を責める必要はないし、できていないところがあってもよいです。

 

ときには努力をすることも大切かもしれないけれど、

 

できないところをがんばってできるようにする必要もないのですよ。

 

完璧な人なんていなくて、できないことがあるのは少しも不思議ではありません。

 

できるところに目を向けてあげてください。

 

視点を変えるだけで気持ちが楽になりますよ。

 

 

自分をつらくする思考をやめて、「楽にする思考」を一緒に手に入れませんか。

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