職場で同僚がほめられたのに、自分はほめてもらえなかった。

 

そんな経験がありませんか。

 

同じ仕事をしているのに自分だけがほめられないと、

 

「私って能力がないのかな」

 

「自分はやっぱりダメなんだ」

 

と思ってしまうこともありますよね。

 

 

たとえば、こんなできごとがあったとします。

 

 

同僚のAさんとチームを組んで仕事をしています。

 

仕事が完了し、上司から

 

「Aさんは仕事が正確で信頼できる」

 

とAさんはほめられました。

 

でも、自分には上司からなにも言葉がありません。

 

自分がほめられたなかったことに対して、

 

「ほめてもらえなかったのは、上司は私のことを正確な仕事ができないと思っているからだ」

 

と考えました。

 

ほめてもらえなかったことに落ち込みます。

 

家に帰っても落ち込みは続き、一人反省会、ぐるぐる思考、という悪循環に。

 

心は重たく、憂うつです。

 

 

この悪循環は、思考のクセによるもの。

 

この例の場合、「私は正確な仕事ができない」と思い込みをしています。

 

これが思考のクセです。

 

悪い方に受け取ってしまうクセがあるのですね。

 

 

思考のクセを変えれば、悪循環を断ち切ることができます。

 

そして、思考を変えれば気持ちも変わりますよ。

 

 

 

 

思考のクセに気づき、思考を変える方法を紹介します。

 

■書くものを用意してください。

 

頭で考えても難しいので、紙に書いておこないます。

 

紙に書くことで客観視もできます。客観視して距離をとるだけでも、気持ちが軽くなることがあります。

 

 

■できごとを具体的に書きます。

 

いつ、だれが、なにを、どのように、どうした、を意識すると具体的に書くことができます。

 

 

■そのできごとに対して、どのような考えをもちましたか。

 

自分の考えを書きだしてみてください。

 

 

■そのときの気持ち、感情はどうでしたか。

 

悲しい、怒りなど感情を書いてみましょう。

 

 

■そのできごとに対して浮かんだ考えが事実であるという根拠を書きます。

 

 

■そのできごとに対して浮かんだ考えは事実ではないという根拠を書きます。

 

 

■新しい考え方を作ります。

 

 

 

上司がほめてくれなかったことについて、たとえばこんなふうに書くことができます。

 

 

(できごと)

Aさんと一緒にやっていた仕事が完了したとき、上司はAさんだけをほめた。

 

私にはなにも言葉がなかった。

 

 

(考え)

私には仕事の能力がないのだ

 

私はなにをやってもダメなんだ

 

 

(気持ち)

悲しい、落ち込み

 

 

(その考えが事実という根拠)

ほめられたのはAさんだけ

 

 

(その考えが事実ではないという根拠)

 

上司は「あなたには能力がない」といったのではない

 

 

(新しい考え)

たまたま自分に声をかけてくれなかっただけだ。

 

「能力がない」と上司が言ったわけではなく、「自分には能力がない」という考えは、私の勝手な想像だ。

 

 

 

一度やってみて新しい考え方がうまく思い浮かばなかった、

 

気持ちが変わらなかったからといって、

 

自分にダメ出ししないでくださいね。

 

うまくできなくたっていいのです。

 

最初は難しく感じるかもしれませんが、なんどかやっていると慣れてきますよ。

 

 

気持ちは思考がつくっています。

 

同じできごとであっても、どういった考えをもつかは人それぞれです。

 

自分はどういった考え方をしているかを知って、

 

落ち込んでしまったり望ましくない考え方をしている場合は変えることで、

 

気持ちは軽くなりますよ。

 

 

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「考え方のクセ」を知り、「つらくなりにくい考え方」を身に着けることで、心はいまよりも軽くなります。

 

 

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