「なにを食べたい?」
「どこに行きたい?」
訊ねられたときに答えられなくて、困ったことがありませんか。
自分がなにを食べたいのか、どこに行きたいのか、わからない。
自分の気持ちがわからない状態になっていませんか。
ほかの人たちは「なにを食べたい?」など聞かれてすぐに答えられるのに、
自分は答えられないと「気持ちがわからないのはおかしいのかな?」
と悩んでしまうのではないでしょうか。
こういった状態になってしまうのには理由があります。
・敏感すぎるから感じないようにしている
・小さいころに親にいわれたとおりにして、自分の気持ちを抑えてきた
HSPさんは人一倍感じやすいので、
周りの人たちにとってはどうということがないものでも、疲れてしまうことがあります。
感じすぎて、1日の終わりにはぐったりということも珍しくありません。
こういった状態から自分を守るために、できるだけ感じないようにして、
自分の気持ちにふたをしてしまったのです。
子どものころ、「自分はこれが好き」というものがあるのに、
親がいうとおりにしてきていると、
自分の「好き」がわからなくなってしまうことがあります。
たとえば、着るもののことです。
自分には「これを着たい」というものがあります。
けれども、「高いから」「みっともないから」「そういったものを着る年齢ではないから」など、
いろいろと親には理由があって、着たい服を買ってもらえなかった。
ピンクのスカートとか、フリルのついた服とか人それぞれですが、着たかったのにがまんするしかなかった。
こういった「好き」を抑える経験を繰り返していると、自分の「好き」「やりたい」がわからなくなってきてしまいます。
「なにを食べたい?」など聞かれて答えられないのは、あなたがおかしいからではないですよ。
これまでの経験によって、よくわからなくなってしまっているだけです。
自分の「好き」「やりたい」は少しずつ取り戻していくことができます。
なにを好きなのか、やりたいのかわからないといっても、まったくわからないわけではないはずです。
なんとなく、「今日はこれ食べたいな」「今は休みたいな」など感じることがあるのではないでしょうか。
その「なんとなく」を大切にしてください。
そして、できるならばそれを行動に移してみましょう。
「今日はカレー」を食べたいなと思ったら、カレーを食べてみる。
コンビニのカレーよりも、カレー屋さんのものを食べたいなと思ったら、カレー屋さんに行って食べてみる。
こういった小さな積み重ねをしていると、だんだんと自分の「好き」「やりたい」がわかってくるようになります。
ちょっとずつでいいのです。
「なんかこれいいな」と思うことがあったら、行動をしてみてください。
そのちょっとずつの積み重ねが、あなたを変えていきますよ。
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