最近、よく吐き気がします。
朝起きたときはそれほどでもないけれど、朝食を食べると吐き気がして、そのあとずっと吐き気が続きます。
食べすぎている、香辛料のような刺激物をとっている、といったことはありません。
『カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた』というときに、「マインドフルネス」のことがでてきて気がつきました。
食べているときにあれこれ考えていることが、吐き気の原因かもしれないと。
マインドフルネスとは、「今この瞬間に意識を集中して、価値判断を加えずに、ありのままの状態を受け入れること」です。
歩く瞑想、マインドフルネス瞑想、食べる瞑想など、いろいろな方法があります。
歩く瞑想なら歩くことに集中をする、食べる瞑想なら食べることに集中をする。
「今」に集中をするのです。
あれこれ考えながら食べていた私は、マインドフルネスな食べ方ができていませんでした。
食べているときにあれこれ考えていると、噛むことがおろそかになります。
しっかり噛めていないと胃の負担になり、消化不良を起こします。
あれこれ考えることはストレスになります。
ストレスは交感神経を活発にして、胃の働きを悪くします。
食べているときに、あれこれごちゃごちゃと考えていて、それがストレスになっていたかもしれません。
とくに、家族がテレビをみているときは、テレビの内容にイライラすることがあります。
そういったときは、あとで吐き気が強くでたり、胃が痛くなったりしやすいです。
考えながら食べていることが吐き気の原因かもしれないと思い、食べることに集中して、よく噛んで食べるようにしたら、吐き気が強くでなくなりました。
食べているときの意識の持ち方って大切ですね。
仕事をしながら、スマホをみながら、食事をする方もいると思います。
もしかしたら、その食べ方は胃の負担になっているかもしれませんよ。
マインドフルネスには、フォーマルなものと、インフォーマルなものがあります。
フォーマルなマインドフルネスの場合は、食べもののにおいを嗅ぐ、形をよく観察する、口に含んだときや噛んだときの触感や味などをよく感じて、一口をじっくりと食べます。
この方法だとレーズン1粒を食べるのに10分くらいかかります。
ふだんの食事をこの食べ方でやっていると、食べ終えるのにものすごく時間がかかるし、面倒で毎日は続けられないので、ふだんはインフォーマルなマインドフルネスでかまいません。
インフォーマルなマインドフルネスでも、続けていると変化を期待できますよ。
しんどい、やる気がでない、落ち込み・・・。それは心と体の栄養不足かもしれません。
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