胃薬を飲んでも胃の調子が回復しない、そんな経験がありませんか。

 

胃薬には、胃酸の分泌を抑える、胃酸を中和する、胃の働きを活発にするなどの働きがあります。

 

これらの働きによって、胃もたれや消化不良などが改善されることが期待できます。

 

でも、薬を飲んでも効き目を感じないことがあります。

 

そういったとき、量を増やしたり、効くまで飲み続けたりするのではないでしょうか。

 

それでも、効き目を感じられないこともあります。

 

では、どうして効き目を感じられないのでしょうか。

 

 

 

 

胃薬には、抗コリン作用があります。

 

抗コリン作用とは、アセチルコリンの働きを抑える作用のことです。

 

アセチルコリンには副交感神経を活発にする働きがあります。

 

副交感神経が活発に働いている状態では、胃の痙攣、痛み、胃炎などが起こりやすくなります。

 

つまり、抗コリン作用によってアセチルコリンの働きを抑え、それによって胃の痙攣や痛みなどが改善されることが期待できるのです。

 

そのため、胃薬には抗コリン作用をもつ薬剤が使われています。

 

 

抗コリン作用を持つ薬剤を服用していると口の中が渇くことがあります。

 

食べものをおいしく感じるためには唾液が必要です。

 

唾液がないと味蕾で味をうまく感じることができません。

 

口の中が渇いていては味がよくわかりません。

 

味がよくわからずおいしくないと、食欲は落ちます。

 

つまり、胃薬を飲んだことで、唾液の分泌が減って食べものの味を感じにくくなり、食欲が落ちている可能性があるのです。

 

 

口の中が渇いていませんか。

 

口の中が渇いているようなら、薬の副作用の影響が考えられます。

 

そういったときは胃薬に頼ることを少し控えた方がよいかもしれません。

 

唾液の分泌量が増えれば味を感じやすくなり、食べものがおいしくなります。

 

食べものをおいしく感じられるなら、食欲が回復するでしょう。