自己肯定感が低いと悩んでいる人は少なくありません。
だからこそ、「自己肯定感を高める」をテーマにした本がたくさん出版されているのでしょう。
それらの本では、さまざまな方法が紹介されているはずです。
中には、面倒くさいなと思うものもあるかもしれません。
私もいろいろと自己肯定感を高めるをテーマにした本を読みました。
でも、気持ちを紙に書きましょうといったものは、私には面倒でやりませんでした。
自己肯定感を高める方法はいろいろあるかもしれませんが、特に重要なことは自己受容感を高めることです。
自己受容感とは、「自分はこれでいいんだ」「ありのままの自分でいいのだ」と自分で感じられることです。
自己肯定感と何が違うの?と思うかもしれませんね。
自己受容感は、自分を受け入れることです。
自己肯定感は、「どんな自分でも価値があるのだ」と自分を肯定できることです。
自己受容ができるからこそ、自己肯定感が高まります。
では、自己受容をするためには、どうしたらよいのでしょうか。
自分を受け入れるためには、よい自分でなければならないと思っていませんか。
「仕事ができるから自分を受け入れられる」
「頑張っているから自分を受け入れられる」
そういったものは条件つきで、本当に自己受容感を高めることにはつながりません。
自己受容とは、ありのままの自分を受け入れることです。
仕事でミスをしている自分でもよいのです。
頑張れない自分でもいいのです。
そういった自分をありのまま受け入れることで、自己受容感が高まります。
自分のよいところを無理にみつける必要もありません。
「自分のよいところがみつけられないのだな」
「自分のことが好きではないのだな」
そういったことも、そのまま受け入れます。
どんな自分でも受け入れてくれる人がいたら、安心を感じませんか。
でも、他人はいつも自分の期待に応えてくれるとは限りません。
また、条件つきでなければ受け入れてくれないこともあります。
だからこそ、自分で自分を受け入れてあげる必要があります。
自己受容感が高まると、自己肯定感も得られるようになってきます。
どんな自分でも受け入れることができる。
だからこそ、自分には価値があると思える。
ずっと自分を否定し続けてきたので、1日や2日では変わらないかもしれません。
大きな変化は感じられなくても、ちょっとずつ、ちょっとずつ人間は変わっていきます。
受け入れることが難しいなと思っても、ちょっとずつ、ちょっとずつでいいのです。
