30代・40代になって、10代・20代のころに比べて太りやすくなった・・・。

 

中年になると太りやすくなるのは、代謝が低下をするからと考えられていましたが、

 

実は25歳から60歳までの総エネルギー消費量と基礎代謝はほとんど変化しません。

 

このことは、世界的権威のある科学雑誌サイエンスに発表されました。

 

 

では、なぜ年をとると太りやすくなるのでしょうか。

 

その理由は4つあります。

 

1・筋肉の質の低下

2・ほんの少しの食べ過ぎの積み重ね

3・褐色脂肪細胞の数の低下

4・運動量の減少

 

 

代謝の低下が原因ではないので、

 

「年をとると太りやすくなるのは代謝の低下で仕方がないよね」

 

といいわけはできません。

 

太りたくなかったら、こまめに動く、少しの食べすぎにきをつけるなどすることが大切です。

 

 

 

 

でも、自分にとって都合のよいことしか聞きたくない人は少なくありません。

 

自分は食べすぎていない、こまめに動いている、と思いたいのです。

 

 

体型のことだけでなく、自分にとって都合のよくないことは聞かない、ということはしばしば起こります。

 

「こうした方がいいですよ」とアドバイスをしても、

 

それが都合のよくないことだったり、やりたくないことだったりすれば、耳を傾けません。

 

「こういう情報がありますよ」と情報提供をしても、自分の聞きたいこと以外は聞こうとしません。

 

 

誤解をしないでほしいのは、私がブログに書いていることを、

 

何でも「そうだよね、そうだよね」と受け入れてほしいのではない、ということです。

 

情報を受け入れる、受け入れないはその人の自由です。

 

 

でも、都合のよいこどだけしか受け入れていないと、視野がせまくなってしまいます。

 

せまい視野によって、問題の解決がむずかしくなることもあります。

 

 

たとえば、がんになったとします。

 

がんの三大治療(放射線治療、手術、薬物療法)しか知らない、他の情報を受け入れられないといった状態だと、

 

他の治療法への道が閉ざされてしまいます。

 

食事療法、温熱療法、免疫療法など、さまざまな治療があります。

 

自分に都合のよいことだけしか受け入れていないようだと、こういった治療をやってみようとは思わないでしょう。

 

もしかしたら、他の治療法で治るかもしれないのに。

 

 

何をいいたいのかというと、自分にとって都合のよいことだけを聞いていませんか。

 

都合の悪いことは受け入れずにいませんか、ということです。

 

何を受け入れて、何を受け入れないかは、その人の自由です。

 

でも、都合のよいことだけにしか耳を傾けないようだと、視野がせまくなります。

 

そして、さまざまな可能性も閉ざされることになります。