祈りというと、お願いをすることをイメージするのではないでしょうか。
バシャールは、本来の祈りとは今ここに自分が持っているものに感謝をすること、といいます。
「結婚できますように」「受験に合格しますように」など、神社でお願いをする人は少なくないと思います。
お願いをするのは悪いことではありません。
では、感謝はしているでしょうか。
「ありがたい」は漢字で書くと「有難い」で、有ることが難しいという意味です。
普段あたりまえに思っていることでも、実はありがたいことです。
毎日食べるものを得ることができています。
眠る場所があります。
仕事があります。
こういったことは、あたりまえと感じてしまいがちですが、有ることが難しいことです。
世界には、満足に食べられない人がいます。
日本だって、十分な食べものを得られていない人がいます。
世界の約7億3500万人が飢餓に直面していると報告されています。
また、仕事があるからこそ、家賃を払えて眠る場所を確保できています。
嫌な仕事であっても、その仕事のおかげで生きていけています。
感謝をすると、感謝をしたくなるようなことがさらにやってきます。
そして、神社などパワースポットは、エネルギーを増幅させる力があります。
パワースポットで感謝をすると、感謝をしたくなるようなことが、より訪れることが期待できるのです。
神社でお願いをして、願いが叶ったらお礼に行く方もいると思います。
願いが叶う前にも、感謝をすることはあります。
日々無事に生活ができているのは、神様のお力ではないでしょうか。
神様のお力によって生かされているのです。
あたりまえと思っていることは、そこに目を向けてみないと、「ありがたいことなのだ」と意識しにくいです。
そうであっても、感謝することがないわけではなく、気がついていないだけです。
目を向ければ、身の回りに感謝することはたくさんあります。
そして、感謝をするほど、感謝をしたくなることがやってきます。