ストレスが多い状態だと、どうやってストレスを解消しようか、と考えると思います。

 

頭痛、胃の不調、不眠など、ストレスは心身に影響を与えます。

 

そのため、ストレスがたまっているなら、解消するようなことを行った方がよいかもしれません。

 

 

でも、それでは対症療法になってしまいがちです。

 

生きていれば、ストレスになることは身の回りにあふれています。

 

「満員電車にのりたくないな」「仕事が嫌だな」といったことや、暑さ寒さ、空腹などもストレスになります。

 

仕事をしないと食べものを得ることは難しいので、仕事をしないわけにはいきません。

 

仕事をするとなると満員電車を避けられないこともあります。

 

そういったことをなくすことはできないので、ストレスを完全になくすことは難しいです。

 

 

 

 

完全にストレスをなくせないならば、ストレス解消のために何かをするだけでなく、ストレスがたまらないようにすることも大切です。

 

考え方を変えればストレスの程度が変わってきます。

 

 

たとえば、「これをやって」「あれをやって」と仕事をいろいろと頼まれたとします。

 

Aさんは、やらなければならないことが多くて嫌だな、何で自分ばかり頼まれるのだろう、と感じました。

 

Bさんは、仕事ができると認められているから自分に仕事を任せてもらえるのだ、と考えました。

 

同じ状況でも、2人の考え方はまったく違います。

 

Aさんの考え方だとストレスになってしまうでしょう。

 

Bさんは、評価されていると前向きにとらえているので、ストレスになりにくいです。

 

同じ状況でも、考え方次第でストレスになることもあれば、ならないこともあるのです。

 

 

考え方を変えれば、ストレスを減らすことができます。

 

考え方を変えるためには、広い視野を持つことが大切です。

 

本を読むとさまざまな人の考えに触れることができて、広い視野を持つことができます。

 

「こういうふうに考えると気持ちが軽くなるよ」といった内容の本もあります。

 

 

状況が同じでも、考え方次第で心の負担は変わります。

 

ストレスになるような状況のときは、自分が楽になるような違う考え方ができないかなと考えてみるとよいですよ。