自分の趣味を楽しむ時間をもっていますか。

 

勉強をがんばる、仕事をがんばる、家事をがんばる。

 

そういったことも大切かもしれませんが、趣味を楽しむことも大切です。

 

 

美輪明宏さんが「心の栄養は文化です」といったことをいっていました。

 

芸術作品(文化に芸術は含まれる)は、なくても生きていくことはできます。

 

ごはんを食べたり、眠る場所を確保したりすることに、芸術はなくてもよいです。

 

だからといって、芸術はムダなものとはいえません。

 

絵画を見て「うつくしいな」と思う。

 

音楽を聴いて涙を流したり、活力をもらったりする。

 

こういったことは心の栄養になります。

 

 

趣味はなくても生きていくことはできます。

 

でも、ないと人生が味気ないです。

 

そして、楽しむ時間をもたないと疲れてしまいます。

 

趣味は生きていくための活力を与えてくれるのです。

 

活力を得ることで人生に対して前向きに向き合うことができ、またがんばろうという気持ちになります。

 

 

 

 

仕事や勉強などで忙しいと、趣味を楽しむ時間をつくりにくいと思います。

 

そういったときでも、5分でもいいから楽しめる時間をつくってみてください。

 

「5分で何ができるの?」と思うかもしれませんね。

 

音楽を聴くのが好きなら、5分あれば1曲は聴けると思います。

 

釣りが趣味なら、5分の間に、釣り道具の手入れをする、釣りに関する本を読むといったことができるのではないでしょうか。

 

また、趣味のための時間をつくろう、趣味を楽しもうと意図すれば、自然とそういった時間を確保できるようにもなってきます。

 

 

趣味がないという人もいると思います。

 

趣味がないなら、楽しめるものをこれからみつけていけばいいのです。

 

なんとなく気になるもの、子どものころ好きだったことをやってみてはどうでしょうか。

 

やってみないと楽しいかどうかわかりません。

 

まずは行動することが大切です。

 

やってみておもしろくなければやめればいいし、楽しければ続ければいいのです。

 

楽しくなかったから失敗したと考えないでください。

 

やってみたからこそ楽しくない、ということがわかったのであって、その経験はムダではありません。

 

 

年齢も関係ありません。趣味は何歳になってももつことができるし、いくつになっても楽しむことはできます。

 

80歳でサーフィンをはじめたという方もいます。

 

 

趣味は生きるエネルギーを与えてくれます。

 

楽しそうだな、やってみたいなと思っているだけでなく、実際に行動してみてください。