ゴミ集積所にゴミ袋をなげて捨てたり、ゴミ箱にゴミを放ったり、ゴミを乱暴に扱っていませんか。
ゴミなんかにかかわりたくない、ゴミなんて粗末に扱っていい、そんなふうに考えている方もいるのではないでしょうか。
でも、よく考えてみてください。
ゴミは何かの役に立った後にでてくるものです。
バナナの皮は、バナナを食べた後にでるものです。
ティッシュは、鼻をかむなどした後にでてくるものです。
何かをしたからこそ、ゴミがうまれます。
食べることができた、体を清潔に保つことができた、その結果がゴミです。
何かの役に立った結果なのだと考えると、ゴミもありがたいものだと思えてきませんか。
ゴミを丁寧に扱うことで自分の周りの世界の見方が変わったり、行動が変わったりすることもあります。
ある女性は、これまでゴミ出しをするときに投げ捨てていました。
その女性にある人が、「今度から丁寧にゴミを扱ってくださいね」といいました。
この女性は自分の行動を変えたようで、その後はゴミを丁寧に扱うようになったそうです。
その結果、この女性は変わりました。
缶ビールを飲んだ後、一緒に飲んでいた友人や、缶ビールのラベルを作った人たちへ感謝がわいてきたそうです。
また、地球環境のことも考えるようになりました。
これまで意識することなく、ぽいっとゴミを放っていた、その行動を変えただけで、これまで気づけなかったことに気づいたのです。
普段なにげなくやっていることに意識を向けて、丁寧に行動してみてください。
丁寧に行動をすると、今まで気づかなかったことに目を向けられるようになります。
気づかなかったものに気がつくことで、行動が変わります。
行動が変われば、人生も変わります。
ゴミの扱い方で人生が変わってしまうこともあるのです。