お父さんが入ったとのトイレって臭くありませんか。
お父さんの後にはトイレに入りたくない、という人もいるのではないでしょうか。
便の臭いは食べものによって変わります。
便は食べものによって作られているものです。
だから、食べものを変えれば便の臭いも変わります。
こんな話があります。
山奥のある宿泊施設では、ぼっとんトイレを使っています。
ぼっとんトイレは今ではほとんど見かけませんが、昔の家では使っていました。
水洗ではなくて、和式の便器の下に穴が開いていて、そこに排泄するものです。
排泄物を流さないので、臭いがただよってきます。
この宿泊施設では宿泊施設のスタッフがトイレの掃除をしていて、トイレが臭いときと、臭くないときがあることに気がつきました。
なぜ臭いときと臭くないときがあるのだろうか。
それを考えてみたところ、食べものが関係しているということを発見しました。
臭くない便を出す人は、主に植物性のものを食べていました。
一方、臭い便を出す人は肉類をよく食べていることがわかりました。
臭い便といっても、1週間くらいすれば臭いはおさまってきます。
しかし、1週間以上経っても臭いときがあります。
そんな臭い便を出す人はどんなものを口にしていたのか。
それは薬です。
ドラッグストアに行けば、風邪薬、胃腸薬、抗アレルギー薬など、手軽に購入できます。
手軽に購入できるので、気軽に飲んでいる人もいるのではないでしょうか。
また、病院で薬をもらっていて、毎日のように飲んでいる人もいると思います。
薬は化学的なものです。
自然界にはない不自然なものです。
もともとは自然界に存在している物質であっても、それをそのまま使っているのではなく、ある成分だけを取り出したものです。
単一の成分だけで存在するとは、自然界にはありません。
自然からかけ離れるほど、不健康になります。
不健康では腸内環境も悪くなり、便も臭くなります。
便は臭いことがあたり前と思うかもしれませんが、そうではありません。
臭さのもとは腸内細菌が作り出す物質です。
悪玉菌と呼ばれる腸内細菌が多く、それらが作り出すインドール、スカトールなどが臭さの元です。
腸内環境がよければ、臭い物質の作られる量は少なく、臭いはそれほど感じません。
むしろ、よいにおいのこともあります。
臭いが強いのは、悪玉菌が繁殖している可能性があります。
腸内環境は全身に影響を与えていて、悪玉菌が多いほど健康への影響が心配されます。
便が臭いなと思ったら、口にしているものを見直してみてください。
口にするものが臭いを変えて、あなたの健康にも影響を与えます。