オーガニックの食材はおいしいです。

 

慣行栽培のセロリは、葉がゴワゴワしていて、苦味があるけれど、オーガニックのものだと葉の苦味が少なくて、ゴワゴワ感も慣行栽培のものに比べるとあまり感じません。

 

そして、茎の部分にはさわやかさがあります。

 

クルミもオーガニックのほうがおいしいです。

 

スーパーなどで売っている普通のものは渋みを感じるけれど、オーガニックのものだと甘みを感じられます。

 

 

おいしいものを食べるために(そして安全のために)、できればオーガニックのものを選びたいです。

 

でも、オーガニック食材は値段が高いので、いつもいつもオーガニックを選ぶのは難しいです。

 

慣行栽培の食材でも、おいしくできるといいですよね。

 

 

 

 

オーガニックでなくても、おいしくすることはできます。

 

おいしくするために大切なことは、丁寧に食材をあつかうことです。

 

丁寧に愛情込めて食材をあつかうと、雑にあつかったときと比べて味が違います。

 

 

丁寧にあつかうとは、その食材に対して敬意を持っている、愛情込めてあつかっているといえます。

 

愛には高い波動があります。

 

高い波動を持ってあつかうと、食材も高い波動を持つようになります。

 

その高い波動によっておいしくなります。

 

特別は材料を使わなくてもおいしくなるのです。

 

 

「森のイスキア」という場所で、悩みを抱える人たちに奉仕活動をしていた、佐藤初女さんというかたがいました。

 

初女さんのおにぎりを食べて、人生が変わったという人は少なくありません。

 

人生が変わるほどのおにぎりなのだから、特別な道具や材料を使っていると思うでしょう。

 

しかし、初女はごく普通の道具や材料を使っていました。

 

ほかのおにぎりと何が違うかというと、食材との向き合い方です。

 

お米の状態をよく観察しながら、どのようにあつかって欲しいのか食材の声を聞きながら調理をします。

 

急いでがちゃがちゃとあつかうことは決してしません。

 

初女さんがおにぎりをむすぶ姿からは、食材への敬意を感じられます。

 

 

おいしさのもとは、その食材がもともと持っている質の問題だけではありません。

 

作る人がどういった姿勢で食材と向き合うのかも、おいしさに影響を与えます。

 

どんなにいいものでも、雑にあつかえば雑な味になります。

 

丁寧に愛情込めて作れば、食材は応えてくれます。