医師になるためには、医学部を出て、国家試験に合格して、医師免許を取得しなければなりません。

 

合格がむずかしいとされている医大に入学して、そこを卒業するだけでも普通の人(医師でない人のこと)からすると、すごいことのように感じられます。

 

さらに、国家試験に合格しているとなると「天才」と思える気がします。

 

天才がいうことなら、何でも正しい気がしますよね。

 

でも、医師がいうことが正しいとは限りません。

 

また、医師免許がただの飾りになっていることもあります。

 

 

ある医師が、資格を必要としない調律師との会話で、こんなことをいっていました。

 

恥ずかしい話だけど、僕ら医師の世界では『なんの取り柄もないから、医者でもやらせるか・・・』って、親の金で医大に放り込まれた開業医の息子がいっぱいいるよ。そして国家試験に受かったら、あとは金儲けに走って、勉強はまったくしなくなるヤツが多い。それに、そんな医者と真面目な名医を見分ける方法もなかなかないんだよ。

 

『調律師、至高の音をつくる』 高木裕

 

 

医師の世界にいるその世界をよく知っている人がいうのだから、現実はこうなのでしょう。

 

 

医者

 

 

医療機関を受診したときのことを思い出してみてください。

 

1時間以上待たされて、診療はたったの5分、なんてことはありませんか。

 

たった5分で患者さんをよく診ることなんでできません。

 

できることといったら、患者さんからの少ない情報をもとにして、その症状にあうと思われる薬をだすことくらいです。

 

今、患者さんがどれくらいの薬を飲んでいるのかを考えずに処方箋を出す医師もいて、薬づけにされている方もいます。

 

ほんとうによくなるためには、生活習慣の改善や食事の見直しが必要です。

 

なぜなら、食べたものや普段の行動が体をつくっているからです。

 

でも、医師が生活習慣や食事、運動習慣などについて、適切なアドバイスをする、なんてことはしません。

 

短時間で患者さんを診察して、できるだけ多くの患者さんをさばいていきたいのです。

 

そのためには、じっくり診察などしていられません。

 

つまり、患者さんのためではなくて、自分の利益のために医師をやっているということです。

 

 

もちろん、利益をださないと生活をしていけないので、利益を考えなければなりません。

 

でも、利益のことだけでしか考えていなくて、患者さんによくなってもらいたいという思いのまったくない医師が存在します。

 

そういう医師がもつ医師免許はただの飾りです。

 

お金儲けの道具にしています。

 

こういう人に限って、その後勉強をしないのです。

 

医学はつねに進歩しています。

 

よい医療を提供しようと思うなら、勉強はかかせません。

 

 

資格にだまされないでください。

 

医師免許をもっているからと、すごい人でも、立派な人でもありません。

 

資格で判断するのではなく、その人が何をいっているのか、どんな人格なのか、そこをみることが大切です。

 

そして、医師のいうことを何でも信じるのではなく、自分で判断することも大切です。