自分のことを「すごい」という人には注意が必要です。

 

本当にすごい人は、自分で自分のことを「すごい」とはいいません。

 

なぜなら、わざわざいわなくても、すごいということを周りの人たちが知っているからです。

 

 

将棋の藤井聡太くんは、2016年に史上最年少でプロ入りを果たしています。

 

その後も公式戦最多29連勝など、記録をつくりだしています。

 

これは、将棋界にとってすごいことではないでしょうか。

 

でも、藤井聡太くんは自分のことを「すごい」なんていいいません。

 

成績を自慢することもありません。

 

 

大谷翔平くんもすごいですよね。

 

二刀流をしてしまったり、MLBで最優選手賞を2度も受賞したりしています。

 

それでも、大谷くんは自慢するようなところがありません。

 

それどころか、謙虚な印象があります。

 

 

 

自分で「すごい」という人は、そういわないと周りの人にわかってもらえないから、自分でわざわざ「すごい」という必要があります。

 

藤井聡太くんがすごいのは、彼の活躍をみればわかります。

 

活躍をみてそれがわかるから、わざわざ自分で「すごい」なんていわなくても、他の人たちから「すごい」と思ってもらえます。

 

 

気をつけて欲しいのは占い師です。

 

自分のことを「すごい」という占い師は信用できないことが珍しくありません。

 

本当にすごい人は、自分でそういわなくても、お客さんの方からやってきてくれます。

 

口コミで広がっていって、いつの間にか人が集まってしまうのですね。

 

すごいけれど、ひっそりと活動している占い師もいます。

 

こういった人でも、周囲の人たちは「すごい」ということを認めています。

 

 

あまり当たらないすごくない占い師にただ占ってもらうだけなら、それほど害はありません。

 

気をつけなければならないというのは、変なものを売りつけられる心配があるからです。

 

「これをしないと悪いことが起こりますよ」

 

「これを身につけていれば悪運を避けられる」

 

そんなふうに脅して、高額なものを買わせようとすることがあります。

 

また、悪い予言を信じてしまうことにも注意が必要です。

 

「悪いことが起こるかも」と考えていると、落ち込んでしまいませんか。

 

前向きになりたいから占ってもらったはずなのに、落ち込んでしまっては占いをしてもらっても損ではないでしょうか。

 

 

「すごい」といわれると、なんだかよさそうな気がしますよね。

 

でも、それをそのまま信じてはいけません。

 

本当にすごいのかは、自分で判断することが大切です。

 

普段その人はどんなことをしているのか、どんな発言をしているのか。

 

そういったことをみて、自分で判断をすることが、悪いもの(悪徳占い師など)につかまらないために大切なことです。