夢を人に話すと叶わなくなると思って、自分の心の中にしまっている人がいます。
でも、夢を叶えたかったら人に話した方がよいです。
指揮者の佐渡裕さんに、こんなエピソードがあります。
佐渡さんがまだ指揮者として有名になる前、
自分の先生が教えるオペラの見学をしていたことがあります。
そのオペラの団員に欠員がでたとき、佐渡さんが代役に指名されました。
くちぱくでもよかったのですが、佐渡さんは大きな声で気持ちよく歌います。
その声を聞いたソリストが佐渡さんに「どこの声楽で勉強しているの」と尋ねました。
これに対して、「自分は歌いたいのではない、指揮をしたいのだ」と思った佐渡さんは、
「指揮者になりたいのです」と答えます。
これがきっかけで、その後、副指揮者の職をもらうことになります。
そして、そこからいろいろなつながりがあり、世界で活躍するようになっていきます。
ソリストから尋ねられたとき、「指揮者になりたい」と夢を語らなかったら、
副指揮者の仕事はもらえなかったかもしれません。
副指揮者の仕事をもらっていなかったら、また別の方向に進んでいたかもしれません。
夢を口にしたからこそ、与えらえたチャンスです。
夢を語ると、それを実現できるような現実がやってきます。
佐渡さんが副指揮者になれたように。
人に夢を語ると、それを応援したいという人が現れます。
そして、その人が他の人を紹介してくれたり、夢の実現につながるような機会を与えたりしてくれます。
そのチャンスをうまくつかみ取れれば、夢の実現に近づいていきます。
人にいわなければ、何を実現したいのかわかってもらえず、サポートをもらうことはできません。
サポートをもらうためには、自分から伝えることが大切です。
言葉には力があって、「言霊」という言葉もあります。
言葉にすることは現実になります。
この世には自分がだしたものが返ってくるという法則があります。
言葉についてもそうで、口からだしたことが返ってきます。
たとえば、「幸せだ」といえば、幸せを感じられるようなできごとがやってきます。
夢についてもそうで、実現すると強く思って口にだせば、それが実現する可能性がでてきます。
本田圭佑選手は、小学校の文集の中でサッカー選手になると語っています。
そして、実際にサッカー選手として活躍をしています。
夢を人に話すことで、夢の実現に近づくチャンスが与えられます。
そして、言葉には力があります。
夢を実現したかったら、どんどん人に話してみましょう。
