牛乳はカルシウムの摂取源としてすぐれているといわれていますが、他の食品の方がすぐれている点があります。

 

ダイエット中の人が気になることが、カロリーではないでしょうか。

 

カロリーのことばかり気にしていて、栄養素のことを考えないと、

 

将来の体への影響や見た目が心配されます。

 

牛乳はカロリーが気になりますが、他ものからならカロリーを気にせずにカルシウムを摂取できます。

 

 

【100gあたりのカルシウム含有量とカロリー】

 

牛乳・110mg 61kcal

 

小松菜・170mg 13kcal

 

ごま・1200mg 605kcal

 

 

小松菜なら、カロリーを抑えながら、牛乳よりも多くのカルシウムをとることができます。

 

ごまはカロリーが高いように感じますが、牛乳100gと同じだけのカルシウムをとるには10gくらいで十分です。

 

10gで60kcalほどになります。

 

思っているほどカロリーは高くないですね。

 

 

骨のイラスト

 

 

ダイエットで食事制限をしている人は、骨粗しょう症に注意が必要です。

 

食べる量が少ないと、カルシウム摂取量も少なくなって、骨がもろくなる心配があります。

 

 

血液中のカルシウム濃度は一定に保たれていて、

 

血液中のカルシウム濃度が低くなると、骨からカルシウムを引きだしてきます。

 

銀行にためているお金を引きだすのに似ています。

 

蓄えているカルシウムには限りがあります。

 

そのため、カルシウムが骨から引きだされ続けると、いずれ骨はスカスカになります。

 

そうなると、ちょっとしたことでも骨折しやすくなります。

 

若いころなら回復力があって治るかもしれませんが、高齢になると寝たきりになる心配が。

 

それだけではなくて、見た目を老けさせます。

 

頬のあたりの骨が減ってくると、目の下のあたりが落ちくぼんで、目の下にたるみができるようになります。

 

皮膚を支える土台がなくなってしまって、皮膚がたるんでしまうのです。

 

見た目が若い人は、骨年齢も若いのだそうです。

 

 

牛乳はカロリーが気になるので、ダイエット中は摂取をためらってしまいますよね。

 

でも、小松菜など他の食べものなら、カロリーを抑えながらカルシウムを摂取できます。

 

カルシウム摂取源として、牛乳よりもすぐれた食品があるのですよ。

 

「カルシウムをとるなら牛乳」は売りたい人の言葉です。

 

他にもカルシウムを多く含む食品はあるし、カロリーを抑えられる食品もあります。

 

そういったものをうまく活用してみてください。