吉本ばななさんの小説には、悲惨な経験をしている人が登場することが少なくありません。
こんな人生歩んでいる人がいるの?と思うような人も登場します。
たとえば、親がカルトにはまっていて、その親が悲惨な死に方をしたとか。
そういった人は現実の世界ではいないように思いますが、
小説にでてくる設定を経験している人がいるのだそうです。
お母さんが離婚をして、お母さんとお母さんの新しい恋人と主人公が、一緒に小樽に行って、そのときの部屋割りが自分だけ別だった。
こういった設定の小説が、吉本ばななさんの小説にあります。
実際、この設定と同じ状況になった人がいます。
フラダンスを一緒にならっている友だちが、
「自分の同じ経験をしている」と突然にいいだしたのだそうです。
親が3人いるとか、同級生の男子が意味もなくスカートをはいているとか、いろいろなことを吉本ばななさんは書いています。
そうやって書いてきたものに、「私の体験と同じです」という人がでてくるのだそうです。
想像できるものは現実に起こります。
想像できるものは現実の世界に存在しています。
引き寄せの法則では、望む結果を想像しなさいといいます。
望む結果に意識を向けることで、それが現実となります。
携帯電話やスマホも、それを想像した人がいたから現実となっています。
想像できるものは現実となるのです。
だから、望む人生を歩みたかったら、望む結果に意識を向けることが大切です。
でも、たいていの人は望んでいないことに意識を向けています。
お金持ちになりたい、好きなことを仕事にしたいなど思っていても、
思っているのは表面的な部分でだけです。
潜在意識では、望んでいる結果に対しての恐れなどを持っていることもあります。
そして、望んでいない結果に意識を向けていることも珍しくありません。
それに自分では気がついていません。
そのため、望んでいない世界を生きています。
想像できれば現実となります。
自分が想像することが現実の世界を作っていきます。