自然から切り離された生活は、精神的・肉体的な不調へとつながります。
人間はもともと、狩猟採集生活をしていました。
農耕をする時代になっても、自然とのつながりはありました。
長い間、自然とのつながりを保って暮らしてきたのです。
その感覚は今でも人間に残っていて、人間には自然が必要です。
自然から切り離された生活は不自然で、
自然が足りないと精神面にも肉体面にも影響を与えてしまいます。
1日中オフィスでパソコンに向かって仕事をしている。
そして、外で運動する習慣がない。
家には観葉植物がない。
家から見える景色はビルばかり。
このような生活をしている人が健康的であると思いますか。
なんだか、この人はうつうつとしていて、いつも疲れているような印象を持ちます。
趣味はガーデニングとハイキングです。
外に出て積極的に自然と触れあっています。
こんな人は、いつもハツラツとしていそうです。
植物の世話をしたり、野山を歩くことを楽しんでいるでしょう。
自然とのつながりがあり、癒されたり、元気をもらっていたりするはずです。
フィンランドに来る前、私は森や自然とは切り離された生活を送っていました。そのことは間違いなく、うつ病や不安障害を悪化させる一因だったでしょう。とにかく自然とは無縁の生活でした。
『フィンランドの幸せメソッドSISU』 カトヤ・パンツァル
カトヤ・パンツァルさんはフィンランドに移住してしばらくしてから、
アイススイミングやサイクリングをはじめるようになります。
それとともに、体調を回復させていきます。
自然からの恩恵を受けたのではないでしょうか。
森の中を散策することで、ストレスホルモンが減少することが報告されています。
被験者を森の中を歩くグループと都市の中心部を歩くグループにわけます。
歩いてもらった結果、森を歩いたグループでは
ストレスを感じたときに分泌されるコルチゾールが16%減少、血圧が2%低下、心拍数が4%低下していました。
この研究を行った千葉大学環境健康フィールド科学センターの宮崎良文教授(当時)は、
人間は長い時間自然とともに進化をしてきたので、自然の中にいるとリラックスするといいます。(参考:自然に癒やされる | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp))
太陽の日差しを感じたり、草木に触れたり、自然と接していますか。
何だか調子が悪いなというなら、自然との触れあいが足りないのかもしれません。
