私が住んでいる地域では、「行方がわからなくなって探している人がいる」という市の放送が流れることがあります。

 

認知症の方が外にでてしまって、行方がわからなくなってしまったのだと思います。

 

 

放送では、年齢、身長、髪型、顔の形、服装など、その人の特徴を伝えます。

 

その特徴で共通していることが、服の色が暗いことです。

 

「黒のジャンパー、黒のスウェット」といったふうに放送されて、たいてい黒やグレーなど暗い色の服を着ています。

 

ピンクや黄色といった明るい色を聞いたことがありません。

 

ピンクは黄色を着るのは勇気がいるかもしれません。

 

でも、せめて白とかもう少し明るい色を着ていてもよいのではないでしょうか。

 

 

 

 

老人ホームにメイクをしにいくというボランティアがあります。

 

メイクをしてもらった方は、笑顔になられるそうです。

 

メイクをするだけで、元気になられる方もいます。

 

いくつになってもきれいでいたいのですね。

 

 

植物状態の人は大脳が働いていないのですが、話を聞いているといわれています。

 

何かしら心に届くものがあるのではないでしょうか。

 

 

認知症の人は、服の色を気にしていないように見えるかもしれません。

 

でも、色が心や脳に与える影響はあるはずです。

 

黒やグレーなど暗い色の服を着ていると、気分が沈みませんか。

 

脳の働きもどんよりとするような気もします。

 

気分は脳に影響を与えます。

 

明るい色の服を着ていると気分が明るくなります。

 

前向きな気持ちにしてくれるのです。

 

明るい色を見ると目が覚めるような思いをします。

 

脳にハッと刺激を与えてくれるのではないでしょうか。

 

 

どんな色の服でも、着てもらうことに使う労力は変わりません。

 

それなら、明るい色の服を選んでも問題ないですよね。

 

家族からすると、世間体がと思うかもしれません。

 

外にあまりでない方なら、明るい色の服を着ている姿を見るのは、

 

介護の方と家族くらいだと思います。

 

普段からお世話をしてくれている介護の方には、

 

排泄の失敗をしてしまったところなど、いろいろと見られていますよね。

 

明るい色の服を見られても、いまさら恥ずかしくはないのではないでしょうか。

 

 

認知症の方の服は、家族が選んでいると思います。

 

ピンクや赤でなくてもよいので、黒やグレーのような暗い色の服ではなく、

 

もう少し明るい色の服を選んでみませんか。

 

明るい色の服を着れば、気分が変わります。

 

気分が変われば、脳にも影響があるはずです。