不安は植物のようなものです。
植物は、水を適度に与えて、太陽の光にあててあげれば、ぐんぐんと育ちますよね。
お世話をしていれば、葉の数が増えて、花を咲かせて、やがて実をつけます。
不安もお世話をすると、どんどんと大きくなっていきます。
不安のお世話とは、意識を向けることです。
「あのことが心配だ」「あれはどうしよう」など、いろいろと考え続けていると、不安はどんどん大きくなっていきます。
最初は小さな種だったかもしれません。
そこに水を与えたり、光をあてたりなどお世話をしていると、葉を茂らせて、花を咲かせて、どんどん成長していきます。
不安を大きくさせないためには、意識を向けないことが大切です。
考えないことがよいのですが、それが難しいこともあると思います。
不安なことを考えてしまうようなら、考える時間を決めておきましょう。
この時間だけ考えてよい、考えてよいのは10分間だけ、と決めてしまうのです。
決めた時間以外は、不安なことを考えないようにします。
その時間以外は、頭の中に作った箱の中に不安を閉じ込めてしまいます。
気をそらせることをするのもよいです。
本を読む、運動をする、映画を見る、料理を作る。
自分が楽しめることをしていると、不安なことを忘れてしまいます。
楽しめるものは夢中になるので、それをやっている間は他のことへ意識が行きにくくなります。
不安に意識が向かなくなるのです。
気をそらせるためのものは、いくつか用意しておくことをおすすめします。
ある状況では、それができないこともあるからです。
たとえば、電車内で不安になっても、料理はできませんよね。
こういったときは、スマホで動画を見るとか、音楽を聴くとかするとよいかもしれません。
いくつか用意をしておくと、あるものができなかったときに、他のことができます。
心配事の9割は実際には起こらないといわれています。
不安なことのほとんどは、頭の中だけのことです。
不安なことを考えない、他のことに意識を向ける。
そういったことで、頭の中から不安を追い出せます。
