他人がいったことで傷ついてしまったり、イラっとしたりするのは、その言葉に意味づけをしているからです。
意味づけをすると、どんどん妄想が広がっていきます。
相手にはそんなつもりはないのに、勝手に自分で想像をして、自分で自分をつらくしていくのです。
言葉の裏に何かあるのではと考えてしまうと、どんどん、どんどん、妄想が大きくなっていきます。
妄想が大きくなるほど、自分がつらくなります。
私は母に「マスク使うの?」といわれて嫌な思いをしたことがあります。
わが家には、いくつかの種類のマスクがあります。
マスクを使おうと思って、どのサイズにしようかな、どれがぴったり合うかなと思って、マスクを選んでいました。
そのときに母から「マスク使うの?」といわれました。
それを聞いた私が思ったのは、「マスクを使っちゃいけないの!?」ということです。
自分は家族にとって邪魔者なんだ。
だから、家族が買ってきたマスクを使ってはいけないのだ(このマスクは本当は誰が使ってもいい)と思ってしまったのです。
家族とはあまり仲がよくないので、自分は邪魔ものなのだ、邪魔者だから家族共有のものを使ってはいけないのだと、意味づけをしてしまいました。
邪魔者の自分はいなくていい、そんなふうにも思いました。
でも、母は使ってはいけないといいたかったのではありません。
マスクを探しているようなので、手助けをしようと声をかけてくれたようです。
私が嫌な思いをしたのは、母の言葉に勝手に意味づけをしたからです。
言葉をそのままに受け取っていれば(意味づけしなければ)、嫌な気持ちにはならなかったはずです。
意味づけをしなければ、何かをいわれても自分を守ることができます。
言葉の裏を考えずに、そのまま受け取っておけばいいのです。
