病気になると、何とか治そう、病気は敵だと考える傾向があります。
そして、病気と闘っている人が少なくありません。
でも、病気は敵ではないです。
そして、病気と闘うほど、悪化することがあります。
闘うときには、交感神経が優位になります。
交感神経は自律神経のひとつで、活動的になっているときに優位に働きます。
日中活発に動けるのは交感神経の働きのおかげです。
自律神経には、副交感神経もあります。
副交感神経は、リラックスしているときに優位に働きます。
交感神経と副交感神経のバランスが取れていると、体の働きが整ってきます。
夜眠るときには、副交感神経が優位になって、リラックスしていることが大切です。
交感神経が優位では、なかなか眠れません。
睡眠は体を修復したり、エネルギーを回復させたりするために大切なものです。
そして、交感神経が優位な状態では、胃の血流量が低下をして、胃粘膜の分泌量が減るので、食欲が落ちやすくなります。
栄養不足は体の調子を悪くします。
また、交感神経優位の状態が続くと免疫力が低下をします。
こういったことから、病気と闘っていると悪化させることがあるのです。
病気は自分を守ってくれていることもあります。
うつ病になって、仕事に行けなくなったとします。
仕事ができないと、これから先の生活が心配になります。
うつ病なんかにならなければよかった、うつ病は敵だと考えてしまうことでしょう。
でも、うつ病になったからこそ、仕事を休むことができました。
もしもこのまま仕事を続けていたら、過労死になっていたかもしれません。
病気は体からの危険信号です。
他の病気でも、同じことがいえて、このままでは危険だから休みなさい、体の声に耳を傾けなさいと知らせてくれています。
病気と闘っていると精神的につらくなりませんか。
病気は敵ではなく、闘うべきものでもなく、このままでは危険だと知らせてくれるサインです。
闘うという意識を変えれば、気持ちの面で楽になってくるはずです。
気持ちが変わると体も変わってきます。
