腸の状態が気分に影響を与え、脳の状態が腸に影響を与えます。
これを「脳腸相関」といいます。
脳と腸が互いに密接に影響をしあうことです。
腸には1000種類、100兆個もの細菌が生息しているといわれています。
重さにすると、なんと1.5Kgほど。
これらの腸内細菌は、乳酸、酢酸、プロピオン酸、アンモニア、インドールなど、さまざまな物質を作り出しています。
この腸内細菌が作り出す物質が脳に影響を与えて、人間の気分にも影響を与えます。
腸内ではセロトニンが作られています。
セロトニンは脳でも作られますが、脳で作られるセロトニンの量は全身で作られる量の5%ほどです。
大部分は腸で作られています。
セロトニンには、ドパミンやアドレナリンなどの神経伝達物質の情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。
腸で作られたセロトニンは脳に入ることはできませんが、セロトニンの前駆物質が脳に影響を与えるのではないかと考えられています。
腸内環境が脳に影響を与え、それによって気分にも影響を与える可能性があります。
また、腸が病原菌に感染をすると、不安感が高まるという報告もあります。
タレントの松本明子さんは、長年便秘に悩んでいたそうですが、食事に気をつけたり、運動をしたりなどして、便通がよくなったそうです。
便通がよくなって変わったことの一つが精神状態です。
便秘だったときはイライラしやすかったそうですが、便秘が解消してからは気持ちが落ち着くようになったと、『腸をキレイにしたらたった3週間で体の不調がみるみる改善されて40年来の便秘にサヨナラできました! 』の中で語っています。
私自身も腸と気分が関係していることを実感しています。
便通がよくない日は気分が悪く、すっきり出た日は気分がよいです。
腸の状態と気持ちは関係しています。
気分よく過ごすためには、腸内環境を整えることが大切です。
腸内環境をよくするために大切なことは
・食物繊維を摂取する
・納豆や味噌などの発酵食品を食べる
・運動をする
などです。
腸の状態を整えることが、安定した気持ちを作ることにつながります。
