人の話を聞いていて、話の内容が暗いものではないのに、つらくなってくることがありませんか。

 

何だか、もやもや、イライラするといった経験があるのではないでしょうか。

 

話を聞かなければよいのですが、そうもいかないこともあります。

 

 

話を聞くのはつらい、でも聞いてあげないといけない、そんなときはどうしたらよいのでしょうか。

 

 

 

 

話を聞いていてつらくなってくるのは、過去や未来とつなげているからです。

 

 

人は話を聞いているとき、無意識に自分の過去の経験や未来のこととつなげてしまっています。

 

自分の過去の経験から、「こうしたらいいのに」「なんでそれがわからないんだろう」など考えて聞いていると、話を聞くのがつらくなってきます。

 

自分が未来に思うことと相手の話を結びつけてしまうと、「自分だったらこうするのに」と考えて、話を聞いているときにもやもや、イライラしてしまいます。

 

 

たとえば、子どもの教育方法の相談をAさんが受けたとします。

 

Aさんは自分の子どもに対して、ビシバシと厳しい教育をしています。

 

相談者は子どもに対して甘く、ビシバシと厳しい教育ができません。

 

Aさんは「なんでそれができないんだろう」「あなたは甘すぎる」と相談者に対して思いました。

 

これは、相談者の話とAさん自身のことを結びつけています。

 

自分の考えと違うので、話を聞いていると何だかつらくなってきてしまうのです。

 

 

他人の話を楽に聞くためには、過去や未来と結びつけないことです。

 

ただ聞くだけ。

 

価値判断を加えずに聞きます。

 

先の教育のことでいうと、「ふんふん、あなたはそういう教育の仕方をしているのね」とただ聞きます。

 

ここに自分の考えを加えません。

 

「私はこう思うよ、あなたはそう思うのね」と、自分の考えと他人の考えは違うことを理解すると、ただ聞いていることができるようになってきます。

 

自分の過去や未来と結びつけず、自分の考えを加えないで、ただ聞くことが、楽に話を聞くコツです。