100人いれば、その中には「嫌いだな」「苦手だな」と思ってしまう人が存在します。
すべての人を好きになることは難しいです。
苦手な人とのかかわりを避けられれば楽かもしれませんが、職場や学校ではそうもいきません。
「あの人とはうまくいかないな」ということもあると思います。
人間関係で悩んだときは、その行動に愛があるかを考えてみてください。
悪い気持ちを持って行動をすると、その結果は悪いものになります。
よい気持ちを持って行動をすると、その結果はよいものになります。
嫌い、苦手と思っている人に対しては、自然と嫌い、苦手という気持ちを持って接してしまいます。
そこに愛はありません。
そして、その気持ちは、無意識に相手に伝わっています。
嫌われていると思う人に対して、親切な行動をしようと思いますか?
自分のことを嫌っている人よりも、自分のことを大切にしてくれる人、好きに思ってくれている人に対して親切にしようと思うはずです。
愛のある行動をとれば、愛のある事柄が返ってきます。
でも、苦手な人に愛を持って接するのは難しいですよね。
嫌い、苦手と思う人にも、何かしらいいところがあるはずです。
よいところを発見すると、少しずつ嫌い、苦手という気持ちが和らいできます。
また、心の中でよいので「ありがとう」という気持ちを持つことでも、自分の意識が変わってきます。
職場や学校などでは、嫌いな人、苦手な人を完全に避けることは難しいです。
環境を変えられないなら自分が変わればいいのです。
同じ状況でも自分の気持ちは変えることができます。
気持ちが変われば楽になります。
たとえば、いつもガミガミとうるさい上司がいるとします。
上司に対して、Aさんはうるさいなと感じています。
Bさんは、上司も大変なんだろうなと同情をしています。
同じ状況でも2人の考え方は違います。
どのような状況でも自分の考え方や気持ちを変えることはできます。
苦手だなと思っている人に対しても、愛のある行動はとることができます。
愛のある行動が人間関係を変えます。
