葉酸は健康を維持するためになくてはならない栄養素です。
毎日の食事から摂取できる栄養素ですが、人によっては体内でうまく利用できていないことがあります。
葉酸は体内に吸収されてから、酵素の働きによって利用できる形に変えられます。
体内で葉酸を使える形にする酵素が、MTHFR遺伝子です。
MTHFR遺伝子多型があり、変異があると葉酸をうまく体内で利用することができません。
葉酸の働きは次のようなものです。
・赤血球を作る
・DNAやRNAなどの核酸やタンパク質の合成を促進する
葉酸が不足すると次のような症状が現れることがあります。
・悪性貧血
・神経系の障害
・記憶減退
・集中力の低下
また、認知症やうつ病などとの関係も示唆されています。
葉酸に関係する遺伝子は、遺伝子検査で調べることができます。
血液検査では、葉酸が不足しているとMCVの数値が高くなります。
MCVはビタミンB12が不足していても数値が高くなります。
私はヴィーガンなので、ビタミンB12が不足しやすいです(ビタミンB12は植物性食品では、のりなど一部の食品にしか含まれていない)。
そのため、ビタミンB12はサプリメントで摂取しています。
それなのに、血液検査をするとMCVの値が高いです。
尿を使って調べる有機酸検査があって、それで調べるとビタミンB12は不足していませんでした。
MCVが高く出ているのは、おそらく葉酸不足の影響です。
もしかしたら、葉酸代謝に関係する遺伝子の影響かもしれません(遺伝子検査はしていないので、はっきりとはわからない)。
葉酸は、野菜、大豆、のりなどに多く含まれています。
でも、葉酸をうまく代謝できない遺伝子を持っている人は、食事からの摂取だけでは不足してしまう心配があります。
その場合は、サプリメントを利用するよいですよ。
海外のサプリメントだと、(6S)-5-メチルテトラヒドロ葉酸の形で配合されていることがあります。
この形になっているものだと、体内で利用されやすいことが期待できます。
特に妊婦さんや妊娠を望む人は葉酸摂取に注意が必要です。
葉酸が不足をすると神経管閉鎖障害のリスクが高まります。
遺伝子の影響で葉酸が不足しやすい人がいます。
記憶力や神経の働きにかかわる栄養素なので、摂取に気をつけてみてください。
