呼吸は気持ちに影響を与えます。

 

東日本大震災の後に、小学校に呼吸体操の指導で訪問された方がいます。

 

子どもたちは、最初感情が不安定で、体調不良や不眠を訴える子もいたそうです。

 

それが、呼吸の指導をして変わりました。

 

ところが、子どもたちに呼吸体操を指導して、深くゆっくりした呼吸リズムを身につけるようにしてもらったところ、心身の不調を訴える子どもが格段に減りました。みんな、感情も呼吸も安定するようになり、心の底、体の底から笑顔を取り戻せるようになっていったのです。

引用:『すべての不調は呼吸が原因』 本間生夫

 

 

普段、意識せずに呼吸ができていますよね。

 

これは自律神経の働きによるものです。

 

自律神経は自分の意思でコントロールすることはできませんが、呼吸は自分の意思で変えることができます。

 

自律神経は気持ちに影響を与えます。

 

つまり、呼吸によって自律神経に働きかければ、気持ちを変えることができるんです。

 

 

 

 

イライラしながらパソコンに向かっているとき、呼吸はどうなっていますか。

 

浅い呼吸をしているのではないでしょか。

 

好きな音楽を聴いているとき、ゆったりとお風呂に入っているときはどうですか。

 

深い呼吸をしているはずです。

 

 

自律神経を整えるポイントは、ゆっくりと長く吐くことです。

 

深呼吸は悪くはないのですが、無理に深呼吸を続けていると体のバランスを崩す恐れがあります。

 

人間の体内はホメオスタシスによって一定に保たれています。

 

呼吸は体内の酸・アルカリのバランスにかかわっています。

 

無理に深呼吸を続けると、酸・アルカリのバランスを取りにくくなってしまいます。

 

また、長時間、深呼吸をしていると疲れてきます。

 

ずっと深呼吸を続けるのではなく、2~3分程度にしておいた方がよいのかもしれません。

 

吸うときは交感神経が優位になり、吐くときは副交感神経が優位になります。

 

リラックスしたいときは、吐く息を長めにするとよいですよ。

 

無理に吸ったり吐いたりするのではなく、自然と呼吸をするようにします。

 

 

すなわち、不安定な感情が不安定な呼吸を招き、安定した感情が安定した呼吸を招くのだということ。なお、これは逆のパターンも当てはまり、不安定な呼吸をしていると感情も不安定になってきますし、安定した呼吸をしていれば感情も安定するようになります。

引用:『すべての不調は呼吸が原因』 本間生夫

 

 

普段、ほとんど意識することのない呼吸。

 

その呼吸が感情に影響を与えています。

 

感情を変えたかったら呼吸を変える

 

気持ちを変えたいときには、呼吸を意識してみてください。