「ニキビを治すためにキムチを食べています」という話をよく聞きます。
ニキビを治すために、なぜキムチ?
キムチは発酵食品で乳酸菌が含まれているので、腸内環境を整えてくれることが期待できます。
腸の状態は肌に現れます。
腸がきれいなら肌の調子もよくて、腸が汚れていると肌トラブルを起こしやすくなります。
それでニキビを治すためにキムチを食べるのでしょうか。
でも、ニキビができている人にキムチはおすすめできません。
その理由は2つあります。
1・辛いものはよくない
漢方ではニキビ(特に赤いニキビ)は熱がこもることでできると考えています。
実際に体温が高くなっている状態ではなくて、「熱」という性質のものが体の中にたまっているとイメージしてください。
辛いものは体内に熱をこもらせます。
キムチを食べると体がカーッと熱くなりますよね。
このことからも、キムチのような辛いものは体に熱をこもらせることがわかると思います。
キムチを食べるほどに熱がこもりやすくなる。
熱がこもるとニキビをさらに悪化させます。
2・生ものはよくない
キムチを作る過程で、ハクサイなどは加熱されていません。
そして、キムチは加熱調理をしないで、そのまま食べることが多いですよね。
生のものは消化に悪いです。
消化に悪いものを食べると胃に負担をかけます。
胃に負担をかけ続ければ胃の調子が落ちてしまい、さらにその状態が続くと胃に熱がこもります。
先ほど紹介したとおり、熱がこもることがニキビの原因になります。
そして、胃の調子が落ちると消化吸収が悪くなります。
肌は食べたものの栄養素でできています。
消化吸収が悪くなれば、肌を美しく保つための栄養素をきちんと体内に取り込むことができません。
栄養不足では、肌の調子が悪くなってしまいます。
問題を解決するために何かをやってみた。
でも解決しない。
それは、その方法が間違っているからです。
キムチを食べてニキビが治らないなら、その方法が間違っている可能性があります。
肌の再生には時間がかかるので、食べものを変えても1日や2日では変化はでないかもしれません。
根気よく続けることが大切です。
食べものを変えれば肌も変わります。
