イギリスでは、国民にヒジキを食べないようにとすすめています。

 

これは、ヒジキには無機ヒ素が含まれているためです。

 

無機ヒ素は、一度に大量に体内に入ると、発熱・下痢・嘔吐・脱毛などの症状が現れます。

 

少量であっても長期的に体内に取り込まれ続けると、皮膚の症状が現れたり、がんの発生に影響を与えたりするといわれています。

 

 

英国食品規格庁が海藻に含まれる無機ヒ素の量を調べています。

 

 

乾燥ヒジキ:77mg/kg

水戻しヒジキ:11mg/kg

 

乾燥わかめ:0.3mg/kg未満

水戻しわかめ:0.4mg/kg

 

乾燥のり:0.3mg/kg未満

 

 

これを見てわかるように、他の海藻に比べてヒジキは無機ヒ素を多く含んでいます。

 

 

では、どれくらいの量なら食べても安全なのでしょうか。

 

WHOが1988年に定めた無機ヒ素のPTWI(暫定的耐容週間摂取量)は15μg/kg体重/週であり、体重50kgの人の場合、107μg/人/日(750μg/人/週)に相当します。FSAが調査した乾燥品を水戻ししたヒジキ中の無機ヒ素濃度は最大で22.7mg/kgでしたが、仮にこのヒジキを摂食するとしても、毎日4.7g(一週間当たり33g)以上を継続的に摂取しない限り、ヒ素のPTWIを超えることはありません。

(厚生労働省ホームページ ヒジキ中のヒ素に関するQ&Aより)

 

 

毎日大量に食べなければ安全だとされています。

 

しかし、人によって無機ヒ素を体内でどれだけ処理できるかや、どれだけ耐えられるかが違います。

 

また、発達障害と重金属(ヒ素、水銀、鉛など)の関連性が示唆されています。

 

発達障害の治療にデトックスを取り入れているクリニックもあり、デトックスすることで症状に変化がみられるそうです。

 

特に子供は脳の発達段階なので、何を体内に取り入れるか気をつけたいところ。

 

人によって排泄力や耐えられる力などが違うので、毎日4.7g(一週間当たり33g)よりも摂取量が少なくても、体に何らかの不調がでてしまう人がいる可能性はあります。

 

わずかであっても、無機ヒ素は摂取しないに越したことはありません。

 

 

私は毛髪ミネラル検査を受けたことがあって、ヒ素の値が高い結果になりました。

 

毛髪ミネラル検査とは、必須ミネラルの過不足や重金属の蓄積をみる検査です。

 

髪の毛の根本1cmくらいを採取して調べます。

 

この検査を受けた当時、2~3日に1回くらいヒジキを食べていました。

 

1回に食べる量は3gくらいです。

 

水銀や鉛など他の重金属は、それほど高い値ではありませんでした。

 

ヒ素だけ高くなっていたのは、ヒジキを食べていたからだと思います。

 

1回に食べる量がそれほど多くなくても、頻繁に食べていると体の中に蓄積してしまうのでしょう。

 

ヒジキに含まれる栄養素は他の食品でも摂ることができます。

 

どうしても食べたいなら、1週間に1回、少量に。

 

無機ヒ素の影響を考えると、ヒジキの摂取は控えた方がよさそうです。