ストレスは便秘の原因です。

ストレスは自律神経の働きを乱してしまい、腸は自律神経の働きを受けているので、腸の働きが乱れてしまうのです。

 

漢方では便秘のタイプをいくつかに分けていて、その中に「気」が滞ることによって起こる気滞タイプの便秘というものがあります。

気とは、体を動かすエネルギーのようなものです。

気が滞っていると腸の動きが悪くなってしまい、便がスムーズに肛門にまで移動できなくなります。

気が滞る原因はいくつかありますが、もっとも影響を与えるものがストレスです。

 

・ストレスが多い

・ため息をよくつく

・排便後に残便感がある

・下痢と便秘を繰り返す

・イライラしたり憂うつになりがち

・お腹が張って苦しい

 

こういったものに当てはまるようなら、ストレスが原因の気滞タイプの便秘の可能性があります。

 

気滞タイプの便秘を解消するために大切なことは、ストレスをためないことです。

 

「ストレスをためないなんて無理」と思うかもしれませんね。

満員電車、上司の叱責、言うことを聞かないわが子など、いろいろなストレスが日常にあふれています。

 

適度なストレスは体によい影響を与えるので、ストレスを完全になくす必要はありません。

それに、ストレスを完全になくすことは無理です。

暑さ寒さ、空腹、音などもストレスになり、無意識にストレスを受けている可能性があります。

また、外部の環境については人間の力でコントロールできない部分があります。

 

そのため、ストレスをなくすことを考えるのではなく、ストレスをためないようにこまめに解消することを考えてみましょう。

 

イライラしがちな人には、アロマの香りを嗅ぐことがおすすめです。

とくにおすすめは柑橘系です。

爽やかな柑橘系の香りを嗅ぐと滞っていた気持ちが流れていくことを感じられると思います。

 

ティッシュに数敵垂らしたり、アロマデュフューザーを使ったりして、香りを楽しめます。

ミカンやオレンジなどを食べるのでもいいです。

皮をむいたときに爽やかな香りが広がります。

 

アロマオイルは雑貨店などで販売されている合成香料を使用したものではなく、天然の精油を100%使用しているものを選んでください。

香りは似ていても脳への働きかけは合成と天然では違います。

 

シソやセロリなども香りがよいです。

普段の食事にちょこちょこ加えてみると、ストレスの蓄積の予防に役立ちます。

シソは加熱しすぎると香りがなくなってしまうので、スープなど加熱調理をするなら火を止めてからか、火を止める直前に加えることがポイントです。

 

そうはいっても、香りには好みがあるので自分の好きな香りをみつけて楽しんでみてください。