前回からの続きです。
「自分にはできるはず」
「難しそうだけど挑戦してみよう」
子どものこういった気持ちを引き出すために大切なことは勇気づけです。
勇気づけとは、困難を乗り越える活力を与えることです。
勇気づけのためには、内発的動機に働きかけます。
そのためのポイントは4つです。
1・感謝する
「ありがとう」「うれしい」などの言葉で感謝を伝えます。
感謝は褒めることと違い、評価をしません。
感謝されると「自分も役に立つことができる」という喜びになります。
喜びは「誰かの役に立ちたい」という内発的動機に働きかけ、自発的に行動する活力になります。
2・話に耳を傾ける
話を聞いてもらえると、「自分は受け入れられている」「大切にされている」と感じます。
話を聞くときには、たとえ反論したいことがあっても途中で口を挟まず、ひたすら聞くことに徹します。
適度に相槌を打つと「ちゃんと聞いてもらっている」という安心感があります。
3・結果ではなく成長やプロセスに目を向ける
他人と比較せず、失敗したか、成功したかではなく、過去と比べて成長しているところや、そこに至るまでのプロセスに目を向けます。
人格を評価することはせず、行動に着目しましょう。
「(テストの結果を見て)よく勉強していたよね」「自分でお片付けができるようになったね」など、プラスの面に着目します。
4・失敗を許容する
失敗したのは勇気を持って行動したからです。
「失敗なんてしていない。上手くいかない方法を一万通り見つけただけだ」とエジソンはいっています。
こういったことをして、すぐに子どもの困った行動がなくなるのではありません。
毎日の積み重ねが子どもの勇気に力を与えていきます。
子どもが自ら行動できるように優しく見守ってあげましょう。