嫌なことから逃げるのは簡単です。
そのときは楽かもしれません。
でも、逃げたことを後悔するときがやってきます。
私は大学受験をしたくありませんでした。
なぜなら、受験勉強がつらいからです。
私は完璧主義で、高校のときは中間テスト・期末テストは平均点以上をとり、学年上位に入らないと満足できずにいました。
「テストでいい点を取れない自分はダメだ」とも思っていました。
「母さんは勉強しなくても、いつもテストでいい点を取れていた」と母はことあるごとに言っていて、このこともプレッシャーになっていました。
勉強してやっといい点を取ることができる自分はダメだと否定していました。
絶対テストでいい点を取るためには、猛勉強をしなければなりません。
勉強すること自体がストレスになるのですが、それと同時にテストでいい点を取らなければというプレッシャーもストレスになります。
テスト勉強期間中は憂うつです。
生きている意味を感じられなかったり、自殺を考えたこともあります。
学校のテストでもこのような状態なので、大学受験となればもっとつらいはずです。
中間テストや期末テストなら勉強期間は長くて2週間程度ですが、大学受験となれば1年以上は合格に向けて勉強しなければなりません。
1年もうつ状態を経験するなんて耐えられません。
そのため、私は受験勉強から逃げてしまいました。
大人になってから知ったことですが、通信制大学など受験なしで入れる大学があります。
高校生のころにもっと調べておけばよかったと後悔しています。
大学に行かなかった私は専門学校に入学しました。
しかし、そこでも挫折しました。
周りの人たちとうまくいかず、うつ状態になってしまい、毎日学校に行くのがつらくて仕方がありません。
「行きたくない(生きたくない)」といいながら泣いて学校に行っていました。
そして、とうとう限界がきて専門学校をやめてしまいました。
その後、アルバイト生活をはじめます。
そのアルバイトは数年間続けてやめました。
そして、その後どうしたらいいのか先が見えません。
就職できるのか、自営業をするにしても何をしたらいいのか、いろいろな不安があります。
あのとき大学受験をしていれば、専門学校をやめなければと、後悔ばかりの日々です。
今からでも大学に入ることはできます。
しかし、昔のように勉強が頭に入らないし、勉強するためのお金も専門学校で使ってしまいました。
言い訳かもしれませんが、年齢を重ねてからだと難しいです。
つらいことから逃げたからこのような結果になりました。
あまりにもつらく死んでしまいたいときは、逃げなければならないこともあります。
命を守ることの方が大切です。
いじめなどでつらくてもう耐えられない、死んでしまいたいというなら逃げてください。
しかし、逃げてからどうするのか考えておく必要もあります。
そうでないと、私のように後悔することになります。
特に中学生、高校生は先のことを考えて欲しいです。
いくつになってもやり直すことはできますが、中学生、高校生の方が選択肢が多く、行動を起こしやすいはずです。
いろんな可能性がある時期にその可能性の芽をつぶさないで欲しいです。
自分がどうしたのかをよく見つめて、嫌なことから逃げずにいて欲しいです。
ときには我慢が必要で、その我慢をしたからこそ自分が欲しいものを手に入れられることもあります。