オラクルカードを引くと「ストレスによって体調が悪化をしています」というカードがよく出てきます。
よく眠れない、消化不良を起こす、胃が痛い、体がだるいなど、さまざまな不調に悩んでいて、こういったことはストレスが原因なのかもしれません。
「ストレスは万病の元」といわれるように、ストレスは体調に影響を与えます。
呼吸、消化、体温調節などは意識せずに行われています。
意識せずに行われていることは自律神経によって調整されています。
自律神経には副交感神経と交感神経があり、副交感神経は睡眠中など主にリラックスしているとき、交感神経は日中など主に緊張しているときや活発に活動しているときに働きます。
どちらがいい悪いではなく、2つのバランスが大切です。
自律神経はストレスの影響を受けます。
ストレスが常に強くかかった状態が続くと自律神経のバランスが崩れてしまい、頭痛、うつ状態、胃痛などの不調につながります。
それだけでなく、ストレスは体の毒になります。
不安や焦りはマイナスのエネルギーで、強く持ち続ければ体を攻撃して自分自身の細胞を壊してしまいます。
それとは対照的に明るい気持ちを持っているとプラスのエネルギーとなり、ちょっと先の未来を変える力になります。
たとえばスマホを落としそうという場面です。
「スマホを落とす」と思っていて、実際に落としてしまったことがありませんか。
しかし、このときに「絶対に落とさない」と強くプラスの意思を持つことで、スマホを落とさずに済む場合があります。
プラスのエネルギーが未来を変えたのです。
他にも、しなくていい不安や焦りのストレスが体に影響を与えてしまいます。
私の場合、明日は雨が降るから出かけるのが大変だな、寒くなりそうで憂うつだななど考えていると、ストレスで胃に不調がでてきます。
こういったことを心配していても自分の力で変えることはできません。
変えられないのでしなくてもいい心配です。
しかし、私たちはしなくてもいいストレスを抱えてしまいがちです。
明日のプレゼンはうまくできるだろうか、また上司に怒られないだろうかなど、いろいろ考えてしまう人は多いと思います。
「今、自分はしなくてもいい不安を持っているな」と気がつくだけでも、ストレス軽減につながります。
ストレスゼロで生活することは難しいですが、できるだけストレスを減らして楽しく過ごしたいですね。