好きなことを仕事にできれば幸せです。
やりたくもない仕事を嫌々やっているとストレスになります。
仕事でたまったストレスを発散するために、お酒を飲む、買い物にはまる、グチばかり言うなどしている人もいるのではないでしょうか。
好きなことを仕事にするなんて無理
好きなことばかりしていては食べていけない
そう考えている人は少なくありません。
でも、本当に好きなことをして生活することはできないのでしょうか。
『減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)』の著者・髙坂勝さんは、好きなことをして生活している人のよい例です。
髙坂さんは「たまにはTSUKIでも眺めましょ」というBARを経営しながら、好きなギターを弾いたり、お酒を飲んだり、昼寝をしたりしながら暮らしています(たまにはTSUKIでも眺めましょは2018年3月に閉業)。
18時から営業を開始し、ラストオーダーは23時30分で、1日の営業時間はわずか6時間です。
休日は週に2日あります。
それなのに黒字経営です。
それどころか、少し貯金できるときもあります。
休日には田んぼで稲の栽培をしたりもしています。
一般的に考えたら、1日6時間経営では赤字になってしまうし、貯金何てできるはずがありません。
売上を上げるために東奔西走しなければならず、ギターを弾いたり、昼寝をしたりする時間なんて取れそうもありません。
しかし、髙坂さんは好きなことをしながら生活ができているのです。
バシャールは「すべての人が本来の自分で最大限に生きた場合、すべては完全なる調和の中、最適なタイミングで動き出す」といっています。
『BASHAR×Naokiman Show 望む未来へ舵を切れ!』より
好きなこと=ワクワクすることです。
ワクワクすることをしていると、自分が進むべき道に自然と導かれていきます。
ワクワクすることをしているときというのは、お金儲けが目当てではなく、自分が楽しむことを目的にしています。
それなのに、楽しいことをしていると結果的にお金など豊かさがついてきます(豊かさはお金だけとは限りませんが)。
髙坂さんもワクワクすること、楽しいことをやってきました。
ギターを弾いて歌う、お酒を飲む、昼寝をする、こういった好きなことをやりたくて、それができる仕事がBARでした。
好きなことをしているからこそ、営業時間が1日が6時間でも、週休2日制でも黒字経営で、楽しく暮らせているのでしょう。
成功しているといわれている人もそうです。
たとえばイチローの場合、野球が好きで好きで仕方がありませんでした。
そして、日本のプロ野球で活躍し、メジャーリーグにまで進出しました。
好きだからこそ、できたことです。