うつ病の人はそうでない人と比べて血液中の葉酸濃度が低い傾向があるようです。
うつ病はセロトニンの減少が原因といわれています。
葉酸はセロトニンを作る過程で必要な栄養素です。
Lトリプトファン
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5-HTP
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セロトニン
このLトリプトファンから5-HTPを作る過程で葉酸が必要になります。
葉酸はラテン語で「葉」「ほうれん草」を意味する「folium」が由来とされています。
その名の通りほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれていて、ブロッコリー、なばな、しゅんぎくなどにも多く含まれています。
野菜以外の食品では、レバー、納豆、卵黄などに多く含まれています。
葉酸が体内で利用される際にはMTHFRという酵素が必要で、MTHFR酵素の量はMTHER遺伝子によって決められています。
日本人の約7割がこの遺伝子に変異があるといわれています。
つまり、酵素の量が少なかったりしっかりと働いていないと摂取した葉酸をうまく利用できないのです。
この遺伝子は検査で調べることができます。
葉酸が不足しやすい体質の場合は、葉酸を意識的に多く摂ったり、5-メチルテトラヒドロ葉酸のサプリメントを利用するという方法があります。