人に何かをやってもらいたいとき、やらないで欲しいことをやめさせるとき、ついやってしまいがちなことが叱ることです。

 

宿題をやりなさい

靴下を脱ぎっぱなしにしないで

ニンジンも食べなさい

もっと契約を取れ

 

こんなふうな経験がありませんか?

 

叱ることは簡単です。

そして、人が動いてくれることもあります。

 

しかし、人を動かしたいなら叱ることは逆効果です。

 

 

叱られたとき、どんな気持ちがしますか?

 

叱られた方としてはいい気持ちはしません。

部下が上司に叱られた場合、上司に対して反発心を持つ可能性があります。

一応は動きますが、心の中には怒りや恨みなどが積もっている可能性があるのです。

 

そして叱って人を動かした場合、最低限のことしかやりません。

自分のことを守ることに必死で言われたことだけしかやらず、それ以上のことはできないのです。

そのため、業績の成長や学力向上などは見込めないでしょう。

 

 

では、どうやって動かしたらいいのでしょうか?

 

それはほめることです。

 

ほめると人は伸びるといいますよね。

スポーツや学業でも、叱るよりもほめて人を伸ばす方針が取られるようになってきています。

 

ほめられたときには、叱られたときのような嫌な気持ちはしません。

そのため、反発心を持たれる可能性が少ないです。

 

自分を必死に守る必要はないので、必要最低限のことだけで終わることはなく、それ以上の成果を出そうと努力する可能性があります。

人には求められたいという欲求があり、もっと成果を出してもっと認めてもらおうという意志が生まれてくるのです。

 

 

ほめる方が人は動いてくれやすいのですが、ほめ過ぎにも問題点があります。

 

いつもいつもほめていると、ほめられることが目的になってしまったり、ほめなくなったときにやらなくなってしまうことがあるのです。

 

 

アドラー心理学ではほめたり叱ったりするのではなく、対等な関係を結ぶようにいいます。

相手を認めてあげれば自然と動いてくれるようになるのです。

 

 

ですが、叱るよりはほめた方が相手との関係はよい状態を保てることでしょう。