ハトは歩くときに首を振っているけれど、なぜ首を振るのか考えたことがありますか。
人間は首を振らないのに、ハトは首を振って歩くのは不思議です。
そんな疑問に答えてくれる本が『岩波科学ライブラリー ハトはなぜ首を振って歩くのか』です。
ハトが首を振って歩く理由は次の通りです。
・視点を固定するため
人間は目線が前に向いていますが、鳥類は横を向いています。
横を向きながら歩くと視点が動きます。
視点が動くということはデジカメの手ぶれのような状態で、はっきりとものをみることができません。
そこで、首を動かして歩くときに頭を固定することで視点を固定しています。
眼球を動かせばよいと考えますが、鳥類の眼球は大きいので動かしにくく、動かすためには大きな筋肉が必要で、眼球の周りの筋肉が大きくなってしまうとバランスが悪くなります。
・バランスを取る
首を伸ばすことで重心を安定させて歩きやすくなります。
首を振って歩くのはハトだけではありません。
身近な鳥で首振りが大きいものはハトなので、ハトしか首を振らないのかと思っていたのですが、鶏やスズメなども首を振ります。
首を振らない鳥の方が少ないです。
いろいろ鳥を観察すると面白いです。
機会があればハトの動きや他の鳥の首振りについて観察しようと思います。