昨日(10月24日)のマツコの知らない世界は、ホットケーキミックスについて紹介していました。
紹介してくれた人は林 瑞季さん。
林さんは摂食障害(拒食症)だったそうです。
23歳のときには23kg。
話せなくなったり、立てなくなったり、食べられなくなったそうです。
そんな林さんですが、今は元気にカフェを経営しています。
なぜ摂食障害を克服したのか。
それは、好きなことを一生懸命やっていたから。
私はそう思います。
摂食障害を治してどうなりたいのか。
それがないと治ろうという気持ちは出てこないと思います
とくに拒食症の場合はそうです。
過食症の場合は、過食するのはつらいし、やせたい。
摂食障害を治すということは、過食が治まるということで、過食が治まれば適正体重に近づいてきます。
つまり、治るということはなりたいと思っていた自分に近づくことです。
しかし、拒食症の場合はそうではありません。
拒食症にとって摂食障害が治るということは太るということです。
太りたくはありません。
でも、治すには太らなければならない。
嫌な思いをしてまでどうして治る必要があるのか。
それが本当にやりたいことを見つけることです。
林さんの場合は、食べものに興味があって、入院中は食べ物の本を読んでいたそうです。
それがきっかけ(?)で、病院でお菓子を卸さないかと提案されました。
病院でお菓子を卸すようになり、いろいろあってカフェをオープンすることとなります。
好きなことをとことんやっています。
好きなことをしていると、スムーズにものごとが進みます。
そして、カフェのオープンにまでできてしまうのです。
治ったらこうなりたいというものを見つけて、そしてそれをとことんやってみる。
そうすれば摂食障害は克服できるのではないかと思います。