ダイエットにはカロリー制限が必要だと思っていませんか?
たしかに、摂取カロリーを抑えて消費カロリーの方が上回れば、やせる可能性があります。
しかし、世の中の多くの人はカロリー制限をしてもダイエットに失敗しています。
食事を極端に減らしたけれど、ダイエットに失敗、リバウンド、という経験をした方もいるのではないでしょうか。
カロリー制限はダイエットに効果的だという科学的根拠はありません。
『肥満症診療ガイドライン2016』では、1日の摂取エネルギー量を25kcal×標準体重(kg)以下と設定しています。
しかし、これには科学的根拠がありません。
科学的根拠になる参考文献が付記されていないのです。
3件の論文を参考にしているそうで、そのうちの1つ、フスターらの論文を紹介します。
肥満者を対象に1・カロリー制限群、2・(カロリー制限の)糖質制限群の2群に分けて変化を観察しました。
6か月までは糖質制限群の方が体重減少が大きく、12か月目の時点では統計学的に優位な差はありませんでした。
これを根拠に肥満に有効だとはいえません。
また、12か月目の時点で、平均値で糖質制限群はマイナス4.4なに対し、カロリー制限群はマイナス2.2なので、糖質制限の方が高い減量効果があります。
糖質制限群の方が体重減少をしており、カロリー制限が優秀だとはいえないでしょう。
アカゲザルを使った実験もあります。
アカゲザルを1・カロリー制限する群、2・カロリー制限をしない群に分けます。
この実験ではカロリー制限をした少女ザルは、カロリー制限をしていない群とほとんど差がないという結果を得ています。
カロリー制限をしても、あるときからやせにくくなったと感じている方もいると思います。
カロリー制限をすると必要なエネルギーが不足をするので、筋肉を分解してエネルギーを作ります。
筋肉が減ると基礎代謝が低下。
代謝が落ちてやせにくくなり、冷え症にもなり、体重減少しなかったと考えられます。
カロリー制限以外にも、糖質制限、地中海食、食べる順番、運動など、さまざまなダイエット方法があります。
カロリー制限はやせないだけでなく、骨密度の低下や貧血など体に影響を与えます。
他のダイエット方法方もあることを知り、健康的にダイエットをして欲しいです。