塩分は高血圧の原因といわれます。
しかし、塩分を摂取したからといってすべての人がすぐに血圧が高くなるわけではありません。
塩分の影響を受けやすい塩分感受性高血圧と、そうでない非塩分感受性高血圧があります。
塩分の主成分はナトリウムですが、体内のナトリウム濃度は一定に保たれるようにコントロールされています。
通常は、体内のナトリウム濃度が高くなれば排泄され、濃度が低下すれば腎臓での再吸収が促進されます。
食塩感受性高血圧の方は、このコントロールがうまくできないことがあります。
ナトリウムは水分と結びつきやすいので、体内のナトリウム濃度が高くなると血液中に水分が引き込まれます。
血液量が増えると心臓はより強い力で血液を押し出さなければなりません。
このようにして塩分が血圧を上昇させます。
塩分は高血圧の原因なので、塩分を控えましょうといわれています。
1日の塩分摂取目標量は、男性8g以下、女性7g以下です。
塩分の摂取量を控えましょうとはよくいわれますが、塩分の減らし過ぎも問題です。
ナトリウムには
・細胞の機能を維持する
・筋肉の収縮や弛緩の働きを保つ
・神経機能を正常に保つ
といった働きがあります。
減らし過ぎればこれらの機能が円滑に行われなくなります。
ナトリウム不足で倦怠感・疲労感・食欲不振などがでることもあります。
塩分摂取量を控えすぎて元気がなくなってしまった方もいます。
塩分は適量摂取することが大切です。
しかし、精製塩で摂取してはいけません。
精製塩はナトリウムが99%以上の食品です。
マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが取り除かれてしまっているので、体内のミネラルバランスを崩す可能性があります。
塩分を摂取するなら精製塩ではなくて、伝統的な製法で作られたものを選びましょう。
一般的には、天日塩、自然塩といわれています。
では、精製塩は何がいけなくて、天日塩・自然塩とは何が違うのでしょうか。
違いについては精製塩と天然塩の違いとは?に書いています。