野菜はダイエットにいいと思っている人は多いはずです。
でも、どうしてダイエットにいいか知っていますか。
低カロリーだから?
それだけではありません。

 


野菜には食物繊維が豊富に含まれています。
100gあたりには、ごぼう6.1g、菜の花4.3g、かぼちゃ4.1g、人参2.9gにもなります。
これに対し、白米は100g中にわずか0.3gしか含まれていません。
野菜は食物繊維が多いのですね。

 


食物繊維というと、お通じ改善効果が有名です。
食物繊維は便の材料となり、腸内の不要なものをからめとって、大腸を刺激して動きを促進します。

 


食物繊維は腸内細菌に利用されています。

食物繊維は人間がもっている消化酵素で消化できないので、大腸にまで到達します。


大腸に到達した食物繊維を腸内細菌が利用をして酪酸を作ります。
食物繊維を利用する菌は、酢酸産生菌だけです。

 

 

食物繊維を摂るとビフィズス菌が増えるといわれていますが、食物繊維が直接ビフィズス菌を増やしているのではありません。
酢酸産生菌が酢酸を作り出すことで悪玉菌が棲みにくくなり、その結果、ビフィズス菌が増えるのです。

 


酪酸は短鎖脂肪酸の一種です。
短鎖脂肪酸には脂肪をたまりにくくする働きが期待されています。


腸内で作られた短鎖脂肪酸は、腸粘膜を通して全身を巡ります。

 

短鎖脂肪酸はエネルギー状態のセンサーになっているようで、他エネルギーを摂りすぎたと判断をしたら、脂肪酸受容体を活性化させます。

 

脂肪酸受容体が活性化されると、交感神経が活発になり、エネルギーを多く作るようになります。

 

つまり、短鎖脂肪酸が脂肪をエネルギーとして使うように促して、脂肪がたまりにくくなるかもしれないということです。

 

 


野菜をたくさん食べる(食物繊維を摂る)

腸内細菌が酪酸(短鎖脂肪酸)を作る

脂肪の蓄積予防

 


という流れです。

 

 

 

野菜は低カロリーなうえに、食物繊維の働きで脂肪蓄積が予防されるなんて、うれしい食べものですね。

 

 

参考文献・100歳まで元気な人は何を食べているか?: 腸内環境を整える「百寿者」の食習慣 (単行本)