むくみやすい体質ではやせることが難しい でも書いたように、マッサージをしても一時な効果で、根本的にむくみを解消することはできません。
むくんだらマッサージ、この繰り返しでは大変ですよね。
では、どうすればいいのでしょうか。
むくみを解消するにはタンパク質が必要です。
タンパク質が必要な理由は2つあります。
1つめは老廃物と水分を回収するために必要だからです。
細胞間にたまった老廃物や水分を回収するには、アルブミンというタンパク質が必要です。
アルブミンが老廃物や水分を引き込んでくれています。
そのため、アルブミンが少ないと体内に老廃物た水分がたまりやすくなります。
血液検査でアルブミンという項目がありますよね。
この項目の値が低い方は要注意です。
基準値はアルブミン(Alb) 3.7~5.5g/dlです。
タンパク質が必要な理由の2つめは筋肉の原料になるからです。
他の記事でも書いたように、筋肉のポンプ作用によって全身の血液の流れがスムーズに行われています。
筋肉が少なければ流れが滞り、老廃物や水分がたまってむくみにあります。
筋肉の材料になるものがタンパク質です。
タンパク質が不足すれば、いくら筋トレをしても筋肉はつきません。
筋肉が適度にあり、適度に運動をすることで、血液の流れがスムーズになって、むくみにくくなります。
タンパク質が豊富な食品は、肉・魚・卵・乳製品・大豆などがあります。
特におすすめは大豆製品です。
豆腐や納豆など大豆製品は低カロリーです。
肉や乳製品はカロリーを気にして控える方がいますが、低カロリーな食品ならカロリーを気にせずにダイエット中にも食べられると思います。
豆類には胃腸の働きを整えて、余分な水分を排泄する働きもあります。
豆腐、納豆、豆乳、ゆば、味噌などさまざまな大豆製品があるので飽きずに活用をしやすいです。