浜松のアクトホールに

フジコ・ヘミングさんの

ピアノ・ソロコンサートに行ってきました。

 

よい体験をさせていただきました。 

 

もう、音色とか技法とか、どうでもいいです。

 

 背中と腰を痛め、杖をついて

人に支えてもらえないと

ピアノまで歩いて来れない

88歳の老女が、

そこで生演奏している

という事自体が

奇跡。

 

背中を痛めているので、

腕だけで弾くから

音も出ない。

情熱のほとばしる奔放な、、

というのは、70代くらいまでなら

そうだったかもしれませんが…

今夜は…。

 

 しかし、それでも、

生で聴けてよかった。

 

かつて観た

晩年の北林谷栄の

ピーターとの二人芝居を思い出した。

(彼女はたびたび台詞を忘れた)

 

60代のマイヤプリセツカヤの

「瀕死の白鳥」が思い出された。

(これは見事な芸術でしたが)

 

いろんな記憶が蘇ってきて、

人間っていいなぁ〜、と

魂にエネルギーチャージできました。

 

 art for art sake じゃない、 

art for humanity を味わえた夜でした。

 

フジコさん

ありがとう。




 

 

 

 

 

お正月なので実家に行った。

 

こんな地味なお正月の過ごし方は、

62年生きてきて初めてのこと。

 

私には妹が二人いて、

彼女達には孫もいる。

去年のお正月は

母には曾孫にあたる

赤ちゃん達も来て

それはそれは

賑やかなお正月だった。

 

今年は、コロナ感染を避けて

大勢集まらず

我々三姉妹と母だけで

食事をしようと

予定していた。

 

しかし、暮れに、妹の勤務先の

幼稚園でコロナ陽性が出て

妹も「濃厚接触者」なので

検査の結果がでるまで

自宅軟禁になった。

(後日妹は陰性と判明)

 

なので、母と娘二人だけの

三人で静かなお正月。

 

ひょんな事から母が

戦中、戦後の事を話し出し

私は、このような機会は

もうあまりないだろうと思い

こっそりスマホで録音した。

 

たっぷり1時間半

ナマの昭和史が録れた。

 

コロナの怪我の功名。

 

 

 

 

2021年

新年明けましておめでとうございます。

 

2020年の冬至頃から占星術の界隈から

「地の時代から風の時代へ」と

よく耳にしました。

 

本当の意味は、よく知りませんが

イメージ的には

 

地の時代が

どっしりと地に根を張った

タンポポそのものなら

 

風の時代は

綿毛が風に乗って

ふわふわ飛んで行く感じ?

 

山奥の杉の花粉も

庭先のミモザの黄色い花も

風に乗って飛んで行く。

 

とこかに着地して

また何十年もかけて

樹に育っていくのかなぁ。

 

風の時代が始まりました。

そういう訳で、

世の中的にも私的にも

いろいろあった2020年も

今日は大晦日。

 

大晦日といっても、去年までの私は

大晦日らしいことは何一つしませんでした。

 

だって30日まで予備校の冬期講習で

また2日から次のタームがあるし。

 

入試シーズンが終わるまで        

風邪をひくわけにはいかないので

とにかく健康第一で。

 

大晦日と元旦は体力回復の充電期。

とにかくよく寝なきゃ。

大掃除とかお節の準備?

無理でしょ、そんな。

とにかく休まなきゃ。

 

と、自分を正当化しながらも

どこか後ろめたい気持ちは拭えず

心から喜べない迎春でした。

 

ところが、そんな私にも

大晦日に大晦日らしい過ごし方が

できたのです。(当社比)

(お節は相変わらず外注)

 

午前中にデパートに出かけ

お節料理や食材を買いそろえ、

午後はコインランドリーに

乾きにくいバスタオル等を入れ

待ち時間中に氏神様に大晦日詣でをし

銀行に行って家賃の振込みをし

そして洗濯物を取り出して家に帰り

掃除して晩ご飯の支度。

 

手の甲で額の汗をぬぐい

(雪の舞う寒さなので、

実際には汗は出てないが)

ふうっと一息つく。

 

こんなにサクサク

家事ができた大晦日なんて、

生まれて初めて!

ああ私、なんていい主婦なの!

 

そう。

朝に書いたあの一枚の方眼ノートが、

私を、大晦日を正しく過ごせる

一人前の主婦にしてくれた。

 

ありがとう!

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