「ちゃんとしなきゃ」で苦しかった子育て。

同じように悩むママのサポートをしています。

こんにちは 宮本優子ですクローバー

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先日、カフェで見かけたこの親子の光景がすごく印象的だったんですおねがい

 

コップが倒れてジュースがこぼれるジュース

5歳くらいの女の子は黙っていたけれど

お母さんは怒ることもなく「次から気を付けようね」と淡々と、それでいておおらかな対応をしていた。

 

 

もし私だったらどうしてただろう…

10年以上前の私だったら…

怒ってイライラをぶつけていたんじゃないかなびっくり

 

 

そのとき、過去の同じような場面をふっと思い出したの電球

 

子どもがまだ小さかった頃

夫の実家で親戚が集まってた時のこと。

子どもがコップを倒してジュースをこぼしっちゃってねにっこり

 

 

その瞬間

「もう!なにやってんの!ちゃんとしてよ」

その言葉が私の口から出る前に

 

義兄が真っ先にこぼれたジュースを拭いてくれて

「大丈夫やで」

って子どもに声をかけてくれていたんです。

 

 

私からは出てこない言葉…

自分のなかのあたりまえが崩れていくような感覚でした。

 

 

さらに、義兄は私に向かって

「本人が『しまった!』って一番わかってるから。大丈夫やで」と言ってくれて

心のチカラがふっと抜けたんです。

 

「私がちゃんとしなきゃ!」

といつも張りつめていて

子ども自身が今どんなふうに感じているか

を置き去りにしてたのかもしれないなって。

 

 

義兄は私がイライラしていたのも

ちゃんとさせなきゃって歯を食いしばってたのも見抜いてくれてたのかもしれない…

 

 

あの場面で私の中に「心が緩んでハッとした」感覚はあったんだけど

だからと言ってすぐに私が何か変わったわけじゃないんよ…

私の中の頑固さとかプライドの高さが結構大きかったから泣き笑い

 

 

でも、私の中にずっと残り続けていた義兄の言葉は

「無意識のワタシ」にじんわりと染み込みながら小さな変化を起こしていたんです。

ありがたいなぁ。という気持ちと

その言葉の大切さをキャッチできた私にも拍手を送りたいな。

 

 

 

あれから10年以上経ち

今では、子どもが失敗したときに

「子ども自身のなかにも焦りや困惑がある」

と自然に思えるようになりました。

 

 

怒ったり叱ったり、口出しする前に子ども自身の気持ちを受け止める。

その前提があることで

子どものなかに安心が生まれるんじゃないかな。

 

あの時は今ほど深く考えらえなかったけど

印象に残り続けてるってことは

私にとって大切なメッセージだったんだよね。


 

あなたにも、ずっと心に残っている誰かの一言や出来事はありますか?


私の経験に少しでも共感してもらえていたらとっても嬉しいです。

 

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