お庭のノニnoni を収穫しました

ご近所さんや友人に、沢山配りましたが、まだこんなにあります

今週末は、ノニnoni仕事

半分はレメディ&お薬、もう半分はノニジュース&ティーにします

ハワイに伝わる植物療法ラアウ・ラパアウでは、熟した実を使うことが多いです
ノニnoni の葉は湿布代わりにします。

ポリネシアの人々の暮らしを支えてきた植物ノニnoni

でも、ポリネシアといっても、北はハワイ諸島、東はイースター島、そして西南にはニュージーランド…と、広範囲にわたり、数え切れないほどの島がありますよね

そのため、それぞれの島によって、ノニnoniの食べ方、レメディ&お薬の作り方、そしてノニnoni にまつわる伝説も違います

ポリネシアの別の島の伝説や言い伝え、食習慣や文化が、ハワイ諸島のものだと勘違いされていたりすることもよくあり、誤情報がネットを通して、広がってしまうことも…

例えば…
ネットでちょっと検索すると、ノニnoni は、ハワイでは「ハーブの女神」と呼ばれていると書かれていたりします。
でも…ハワイでは、特定のハワイアンハーブを、女神とか神と呼ぶことはないのです

長年、ハワイアンの先生から植物療法について学んできましたが、そんな風に呼んでるのを聞いたことがなく、ハワイアンの先生に直接確認しても、そんな呼び方はしないと、ハッキリ言っていました

ハワイでは、自然界に存在するもの…植物や動物、自然の要素全てが、ハワイの数々の神(半神も)が具現化されたもの(Kino lau)という思想があります

だから、特定の植物を、女神や神と呼ぶ思想はあり得ないのです。
ハワイアンの先生曰く…
ノニnoniが、火山活動によって荒廃した場所にも育つ事から、ハワイの火山の”女神”ペレと関連付けて、ハワイアンではない誰かがノニnoniを「ハワイアンハーブの女神」と言い始めたのか…

または、ポリネシアの別の島の言い伝えが、ハワイの言い伝えのように、誤って広がってしまったのでは…というお話でした

インターネットやSNSにより、得られる情報も豊かになっていますが、証拠がない限り、100%正しい情報かどうかはわかりません

ハワイの土地に伝わる伝統文化や伝説、習慣については、ハワイの伝統文化を正しく伝承していこうとしているハワイアンの人たちや先生の言葉が、何よりも証拠

一つ一つ確認しながら、注意深く学んでいきたいと思っています💞
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