明日の22時30分、2月米雇用統計の発表がある。
月に一度のお祭り騒ぎ。
今年の戦績は2戦1勝1敗0分。
先月は1年ぶり近い惨敗を味わった。
その間抜けなポジションぶりは、前回の奮闘記録のコメント欄にリアルタイムに書いた分と、状況についてはその次に書いた「1月雇用統計の反省」というタイトルのブログで確認できる。
今回、先月の反省をどう生かすかというのが難しくて、とにかく今回も同じ手法で行こうと思ってる。
前回の奮闘記録
http://ameblo.jp/mak-deal/entry-10760041232.html
1月雇用統計の反省
http://ameblo.jp/mak-deal/entry-10791745049.html
その他、雇用統計のために使う参考指標の読み方については、雇用統計関連とか経済指標解説というブログカテゴリに分けているのでそちらを参照。
さて、ISM非製造業景況指数の発表後にこのブログを書いてるんだけど、その時点での市場予想は、
今月市場予想 前月結果
失業率 9.1% 9.0%
非農業部門 19.5万人 3.6万人
となっている。
今月の雇用統計の焦点は、とにもかくにも「1月の大雪の影響」に終始すると思う。
1月に大雪が降ったということは、その時期のデータが反映されてるのは2月発表分の1月雇用統計、そして、修正されるのが今月である3月発表分の2月雇用統計、さらに2月発表分のしわ寄せが来るのは3月発表分。
毎度毎度お手数ですが、↓広告ポチっとクリックお願いしますm(_ _)m
大雪については後で書くとして、とりあえず通常通りの自分の手法で数字を予測してみたい。
雇用指数の指標名 今月 前月
ISM製造業 64.5 61.7
ISM非製造業 55.6 54.5
シカゴPMI 59.8 64.1
ADP雇用報告 21.7 18.9
チャレンジャー前年比-46.1 20
同前月比(人数) 38519 50702
消費者信頼感指数(良)4.9 4.6
(悪)46.7 47
(各連銀)
NY 3.61 8.42
フィラデルフィア 35.9 19.3
リッチモンド 16 14
毎週の失業関連指標、12日を含む雇用統計データサンプル採取週までの各月の推移
新規失業保険申請件数 継続受給者数
前月
第一週 39.1万 415万
第二週 41万 412万
第三週 44.1万 388.7万
第四週 40.3万 389.7万
今月
第一週 45.7万 400.9万
第二週 41.9万 393.5万
第三週 38.5万 391.1万
第四週 41.3万 393.5万
(※前月の第一週は12月の第五週目、今月の第一週目は1月の第四週目)
これらの数字を使って予測する。
NY連銀とチャレンジャー人員削減数、シカゴPMIは前月より思わしくない数字が出た。
逆にISM製造業やフィラデルフィア連銀などは強い数字で、ISM非製造業やリッチモンド、消費者信頼感指数は強含む内容の数字。
毎週の失業関連にしても、継続受給者数は前月に比べて改善方向で推移、新規については、今月第一週目が45.7と極端に悪い数字が出ているが、これは前週までの大雪の影響と考えるのが自然。
大雪で失業保険の申請に出かけることができなかった人が、時期偏って申請した結果だと思う。
さらに、滅多に無いはずの新規失業保険申請件数の「上方修正」が1月は2週連続で発生したことだ。
毎週ほぼ確実に下方修正されるこの指標、今までの推移から考えるに、この毎週の締め切りまでの駆け込み申請が修正に影響するんだと思う。
駆け込みで申請するんだから、数字は増えるしかない。
最悪駆け込みがなければ修正が無いと考えると、修正で数字が減るということは、何かしらの特殊な要因があると考えるのが自然で、修正値との差も記録してる去年分を見ても、多分この説で間違いないと思う。
今回の特殊要因は、「大雪」で十分納得できる。
大雪の影響が明確に感じられる毎週の失業関連指標を除いた上で、個人的に通常通り予測した場合、
失業率 9.0±0.1%
非農業部門 14万人±2万人程度
となる。
問題は、1月の大雪の影響。
上にも書いたように、1月の大雪は2月発表の雇用統計に反映して、3月発表分にシワ寄せが来る。
具体的に、どう反映されるのかと言えば、天候に左右される建設業などの雇用が減少して、非農業部門の数字を押し下げる。
この、悪天候による前月の非農業部門雇用者数の押し下げ、つまりは企業による雇用の見送りは、歴史的に見ても多かったらしい。
具体的なシワ寄せとは、大雪によって滞った経済活動が再開して、その分次の月の非農業部門を押し上げることを意味している。
そういえばと先日思い出したが、去年も2月に寒波による大雪の影響が懸念されるようなことがあった。
実際に指標データの数字を確認してみると、確かにその様子が現れていると感じる内容で、今年の兆候とカブる部分が多い。
例えば、寒波の影響が懸念された月の非農業部門の数字は-3.6万人(修正-3.9)だったが、次の3月は、10年に一度の国勢調査の臨時雇用を抜いても+10.6万人、その後珍しく2回に渡って修正されていて、民間雇用は+17.4万人→+15.2万人と修正された。
ただ、カブるとは言っても各指標の数字が全く同じではないので、去年の2月から3月への各指標の推移幅と非農業部門の雇用者数の関係をモデリングして、それを今年の1月から2月の推移に当てはめてみるならば、大雪の影響は11万人~12万人前後になるんじゃないかと思う。
厳しめにトータルの予測をしたとしても、今月市場予想の20万人を下回る可能性は少し薄いと思う。
失業率については、去年も大してアテになるわけでもないので、少し頼りないが通常通りの予測で、大して動かないと思う。
全てを加味した個人的な予想は、
失業率 9.0±0.1%
非農業部門 22万~26万人程度
でファイナルアンサー(`・ ω・´)
午前4時過ぎ現在、ドル円レートは82.40付近。
現在のダウの推移、金・原油・スイスフランの動向を見る限り、ドル円は82.50の売りオーダーに何度か跳ね返されても、当日夕方まで大して下げることはないだろう。
ダウは完全に息を吹き返した。
もし発表の夜までにドル円が再び81円台に突入することがあれば、完全に買い場。
そうなったら、何か突発的な材料が出てない限りは徹底的に強気で買いまくりたい。
さらに、雇用統計の市場予想を考えると、発表までの1時間は最後の織り込みの上昇が来る可能性は極めて高い。
この織り込みをデカめのユーロ円Lで狙う。
昨日のECBトリシェ総裁の発言で利上げ期待がさらに膨らんでるユーロなら、クロス円の中でも一番堅調に推移する可能性が高いので。
発表の直前(1分前まで)に決済する。
発表の初動はドル円Lで狙う。
ポジションサイズはいつもと変わらないサイズで、もし仮に初動で下にぶっ飛んだとしたら、追加で3ポジ分ナンピンL。
その後に指標の数字を確認して、どうするか決める。
発表された時の数字の個人的感覚としては、
失業率が8.9%
非農業部門=市場予想通り
だったとしたら、勢いの良いジワ上げで、上げ続けると思う。
発表時のレートが82.5前後なら、ドル円は83円台は余裕の射程圏内。
失業率8.9~9.1%
非農業部門が自分の予想通り
だったとしたら、もう、その日中は発表前のレートには帰ってこないw
失業率が9.0~9.1%の場合、値動きは非農業部門に完全に依存すると思う。
それで非農業部門が市場予想通りなら、下値を切り上げるレンジ推移するんじゃないだろうか。
失業率が9.2%以上悪い
非農業部門が市場予想通り
だったとしたら、ダダ下げ、ちょいちょいレンジ推移しながらの下値切り下げ
失業率が9.2%以上悪い
非農業部門が市場予想下回る
だったとしたら、余裕のお帰り81円台。81.5下10銭刻みのストップ狙って大口も動くんじゃないだろうか。
その日にどこまで落ちるかは数字の悪化幅次第。
大体こんな感じか(´・ω・`)
毎回書いてるような気もするが、発表時の動きは非農業部門が完全に支配して、その直後に失業率が後ろから追いかけてきて、前回修正がさらにその後を追ってくるという目線で見ておくとわかりやすい。
この辺の感覚は、毎月リアルタイムで発表された数字と値動きを意識することで培われるんだと思う。
発表前、発表時、発表後、今回は全部狙うということです(`・ ω・´)キリッ
毎度の定型文だけど、
良いコは真似すんな(▼ω▼メ)
月に一度のお祭り騒ぎ。
今年の戦績は2戦1勝1敗0分。
先月は1年ぶり近い惨敗を味わった。
その間抜けなポジションぶりは、前回の奮闘記録のコメント欄にリアルタイムに書いた分と、状況についてはその次に書いた「1月雇用統計の反省」というタイトルのブログで確認できる。
今回、先月の反省をどう生かすかというのが難しくて、とにかく今回も同じ手法で行こうと思ってる。
前回の奮闘記録
http://ameblo.jp/mak-deal/entry-10760041232.html
1月雇用統計の反省
http://ameblo.jp/mak-deal/entry-10791745049.html
その他、雇用統計のために使う参考指標の読み方については、雇用統計関連とか経済指標解説というブログカテゴリに分けているのでそちらを参照。
さて、ISM非製造業景況指数の発表後にこのブログを書いてるんだけど、その時点での市場予想は、
今月市場予想 前月結果
失業率 9.1% 9.0%
非農業部門 19.5万人 3.6万人
となっている。
今月の雇用統計の焦点は、とにもかくにも「1月の大雪の影響」に終始すると思う。
1月に大雪が降ったということは、その時期のデータが反映されてるのは2月発表分の1月雇用統計、そして、修正されるのが今月である3月発表分の2月雇用統計、さらに2月発表分のしわ寄せが来るのは3月発表分。
毎度毎度お手数ですが、↓広告ポチっとクリックお願いしますm(_ _)m
大雪については後で書くとして、とりあえず通常通りの自分の手法で数字を予測してみたい。
雇用指数の指標名 今月 前月
ISM製造業 64.5 61.7
ISM非製造業 55.6 54.5
シカゴPMI 59.8 64.1
ADP雇用報告 21.7 18.9
チャレンジャー前年比-46.1 20
同前月比(人数) 38519 50702
消費者信頼感指数(良)4.9 4.6
(悪)46.7 47
(各連銀)
NY 3.61 8.42
フィラデルフィア 35.9 19.3
リッチモンド 16 14
毎週の失業関連指標、12日を含む雇用統計データサンプル採取週までの各月の推移
新規失業保険申請件数 継続受給者数
前月
第一週 39.1万 415万
第二週 41万 412万
第三週 44.1万 388.7万
第四週 40.3万 389.7万
今月
第一週 45.7万 400.9万
第二週 41.9万 393.5万
第三週 38.5万 391.1万
第四週 41.3万 393.5万
(※前月の第一週は12月の第五週目、今月の第一週目は1月の第四週目)
これらの数字を使って予測する。
NY連銀とチャレンジャー人員削減数、シカゴPMIは前月より思わしくない数字が出た。
逆にISM製造業やフィラデルフィア連銀などは強い数字で、ISM非製造業やリッチモンド、消費者信頼感指数は強含む内容の数字。
毎週の失業関連にしても、継続受給者数は前月に比べて改善方向で推移、新規については、今月第一週目が45.7と極端に悪い数字が出ているが、これは前週までの大雪の影響と考えるのが自然。
大雪で失業保険の申請に出かけることができなかった人が、時期偏って申請した結果だと思う。
さらに、滅多に無いはずの新規失業保険申請件数の「上方修正」が1月は2週連続で発生したことだ。
毎週ほぼ確実に下方修正されるこの指標、今までの推移から考えるに、この毎週の締め切りまでの駆け込み申請が修正に影響するんだと思う。
駆け込みで申請するんだから、数字は増えるしかない。
最悪駆け込みがなければ修正が無いと考えると、修正で数字が減るということは、何かしらの特殊な要因があると考えるのが自然で、修正値との差も記録してる去年分を見ても、多分この説で間違いないと思う。
今回の特殊要因は、「大雪」で十分納得できる。
大雪の影響が明確に感じられる毎週の失業関連指標を除いた上で、個人的に通常通り予測した場合、
失業率 9.0±0.1%
非農業部門 14万人±2万人程度
となる。
問題は、1月の大雪の影響。
上にも書いたように、1月の大雪は2月発表の雇用統計に反映して、3月発表分にシワ寄せが来る。
具体的に、どう反映されるのかと言えば、天候に左右される建設業などの雇用が減少して、非農業部門の数字を押し下げる。
この、悪天候による前月の非農業部門雇用者数の押し下げ、つまりは企業による雇用の見送りは、歴史的に見ても多かったらしい。
具体的なシワ寄せとは、大雪によって滞った経済活動が再開して、その分次の月の非農業部門を押し上げることを意味している。
そういえばと先日思い出したが、去年も2月に寒波による大雪の影響が懸念されるようなことがあった。
実際に指標データの数字を確認してみると、確かにその様子が現れていると感じる内容で、今年の兆候とカブる部分が多い。
例えば、寒波の影響が懸念された月の非農業部門の数字は-3.6万人(修正-3.9)だったが、次の3月は、10年に一度の国勢調査の臨時雇用を抜いても+10.6万人、その後珍しく2回に渡って修正されていて、民間雇用は+17.4万人→+15.2万人と修正された。
ただ、カブるとは言っても各指標の数字が全く同じではないので、去年の2月から3月への各指標の推移幅と非農業部門の雇用者数の関係をモデリングして、それを今年の1月から2月の推移に当てはめてみるならば、大雪の影響は11万人~12万人前後になるんじゃないかと思う。
厳しめにトータルの予測をしたとしても、今月市場予想の20万人を下回る可能性は少し薄いと思う。
失業率については、去年も大してアテになるわけでもないので、少し頼りないが通常通りの予測で、大して動かないと思う。
全てを加味した個人的な予想は、
失業率 9.0±0.1%
非農業部門 22万~26万人程度
でファイナルアンサー(`・ ω・´)
午前4時過ぎ現在、ドル円レートは82.40付近。
現在のダウの推移、金・原油・スイスフランの動向を見る限り、ドル円は82.50の売りオーダーに何度か跳ね返されても、当日夕方まで大して下げることはないだろう。
ダウは完全に息を吹き返した。
もし発表の夜までにドル円が再び81円台に突入することがあれば、完全に買い場。
そうなったら、何か突発的な材料が出てない限りは徹底的に強気で買いまくりたい。
さらに、雇用統計の市場予想を考えると、発表までの1時間は最後の織り込みの上昇が来る可能性は極めて高い。
この織り込みをデカめのユーロ円Lで狙う。
昨日のECBトリシェ総裁の発言で利上げ期待がさらに膨らんでるユーロなら、クロス円の中でも一番堅調に推移する可能性が高いので。
発表の直前(1分前まで)に決済する。
発表の初動はドル円Lで狙う。
ポジションサイズはいつもと変わらないサイズで、もし仮に初動で下にぶっ飛んだとしたら、追加で3ポジ分ナンピンL。
その後に指標の数字を確認して、どうするか決める。
発表された時の数字の個人的感覚としては、
失業率が8.9%
非農業部門=市場予想通り
だったとしたら、勢いの良いジワ上げで、上げ続けると思う。
発表時のレートが82.5前後なら、ドル円は83円台は余裕の射程圏内。
失業率8.9~9.1%
非農業部門が自分の予想通り
だったとしたら、もう、その日中は発表前のレートには帰ってこないw
失業率が9.0~9.1%の場合、値動きは非農業部門に完全に依存すると思う。
それで非農業部門が市場予想通りなら、下値を切り上げるレンジ推移するんじゃないだろうか。
失業率が9.2%以上悪い
非農業部門が市場予想通り
だったとしたら、ダダ下げ、ちょいちょいレンジ推移しながらの下値切り下げ
失業率が9.2%以上悪い
非農業部門が市場予想下回る
だったとしたら、余裕のお帰り81円台。81.5下10銭刻みのストップ狙って大口も動くんじゃないだろうか。
その日にどこまで落ちるかは数字の悪化幅次第。
大体こんな感じか(´・ω・`)
毎回書いてるような気もするが、発表時の動きは非農業部門が完全に支配して、その直後に失業率が後ろから追いかけてきて、前回修正がさらにその後を追ってくるという目線で見ておくとわかりやすい。
この辺の感覚は、毎月リアルタイムで発表された数字と値動きを意識することで培われるんだと思う。
発表前、発表時、発表後、今回は全部狙うということです(`・ ω・´)キリッ
毎度の定型文だけど、
良いコは真似すんな(▼ω▼メ)