こんにちは
北海道旭川市 アロマテラピーサロンilo 森さちこです
今週は、私が担当いたします。
いつも魔女ラボブログにお越し下さりありがとうございます。
今日は節分でしたね。
みなさま、豆まきはされましたか?
北海道では、節分の豆は落花生を撒きます。
雪の上でも見つけやすいからとか、色々な理由があるようですが、本当のところはどうなのでしょう?
地域によって、色々な違いがあるのは面白いですね。
せっかく節分なので、節分らしいブログを・・とも思いましたが、
あいにく、何も節分らしい知識を持ち合わせていませんので、
昨日行った講座のことを、皆様にシェアしたいと思います。
昨日は、
HSP=Highly Sensitive Person(ひといちばい敏感な人)
HSC=Highly Sensitive Child(ひといちばい敏感な子供)
という生まれ持った性質についてのお話を聞きにいってきました。
アメリカの心理学者 エイレン・N・アーロン博士(女性)が発表した概念。
この講座を聞きに行こうと思ったのは、こちらの案内文が気になったからです。
自分の子どもが「育てにくい」「細かいことを気にしすぎる」「集団に馴染みにくい」「感受性が強い」などと感じたことはありませんか?
もしかしたら、そのお子さんはHSC(とても敏感な気質の子ども)かもしれません。HSCは病気や障害ではなく生まれ持った気質の1つで、人口の5人に1人はこのタイプ。
私の息子もこのタイプで、私も子どもの頃はこの傾向が強く出ていたなと感じます。
敏感な気質の子どもは、学校など集団の中では周りには中々伝わらない苦しさ、生きづらさを抱えやすい傾向があります。
でも、周りに理解者がいると安心して自分を認め、自分らしく生きることができます。
ここ数年、子ども関係の活動をしていて、悩みを抱える子どもやお母さんたちにこのタイプの方が多いと気づきました。
自分の気質を知り、受け入れ、少し楽になる対処法を知っていたら、人生がグッと楽になります。敏感な子どもたちの持つ素敵さ、才能も感じていただけたらと思います。
この案内文を読ませていただいて、
不登校や引きこもりで悩んでいたり、自分が頑張らなきゃと踏ん張っていらっしゃるお母様がアロマアナリーゼを受けて下さったりしている事もあり、講師の方が不登校を考える会の事務局もされている方でしたので、
不登校などの原因が全てHSPである訳ではないけれど、一つづつ私が知る事をまずしてみようと思ったのがきっかけでした。
講座を聞き、グループに分かれての座談会にも参加させていただいて、
まず、不登校のゴールは登校出来るようになる事だという認識が間違えていたなという事がわかりました。
様々な選択肢があることを知り、どの様に選択する事が、子供にとって一番良いのか。
それはその子がどのような性質を持っているのかを知ることが、まず一番大事であり、
それを知った上で、学校や行政といったところも一体となって理解し活動する事が大切だとわかりました。
講座には、不登校や敏感な性質の子供さんを持つお母様、お父様も多く参加されていらっしゃり、学校の先生やソーシャルワーカー的な活動をされている方、または、ご自身がそうであると感じていらっしゃる方など、様々な方がいらしていました。
HSP、HSCを持つ人たちの特徴を知ると、周りの人が知っていることはとても大切なことだと感じました。
例えば
大丈夫!という言葉一つも時には傷つける事にもなることや、
高すぎる共感力や刺激を察知してしまう性質がある事で、体内で起こる刺激がより大きいこと、
深く考えすぎるあまり、すぐには行動できないことなど、、、
ともすれば、だめ!や早く!や気合が足りない!などと言ってしまいがちになりますが、
その事がどんどん、その子、人の持っている良い部分を摘み取ってしまうし、
一緒にいる方も、イライラしたりといった感情を抱えがちになります。
でも、知っていれば、それを理解できる。
でも、本当は、個性を認めるって、そうゆう事なんですよね。
こうゆう性質を特別視しなくても、本当は、自分とは違うことを認め合いながら生きていければ一番いい。私もなかなか、そこにたどり着いてはいませんが、その事も考えるきっかけをいただきました。
そして、目から鱗だったのが、HSCの中に30%ほどいる外交的な子
HSS=High Sensation Seeking
私はこれにとっても当てはまる!!とわかりました。
そして、お話を聞くにつれ、どんどん救われるような気持ちになりました。
人の為と思って参加しましたが、自分が一番癒され、救われたかもしれません。
この性質は、見えすぎたり、聞こえすぎたり、香りを感じすぎたりもそうですが、
人の感情を察知し、気にしすぎるという部分を持ちながらも、
好奇心が旺盛で、外にでて行き、新しい刺激を求める人。
でも、把握できない人が沢山いるパーティーなどの場は苦手。感じるセンサーが働きすぎて疲れてしまう。
また、150%くらいの力で、突っ走っている時もあり、あと少しだから頑張ろう!と言われても、もう1mmも動けない。という電池切れみたいな事も起こる。
防具がないのに突っ込んでいくようなタイプ。
あああ・・よくわかる。
自分の取扱説明書を得たような気持ちになって、とてもホッとする気持ちになりました。
これら診断のためのチェックシートもあります。
興味がある方は、エイレン・N・アーロン博士のホームページをご覧になってください。
こういった性質を持ったお子様は、不登校にもなりやすい。
だから、そうなる前に、行政や学校などの認識や環境を整える事が一番大事という意見がありました。
それは、ごもっともで、その通りです。
でも、そうであったとしても、きっと不登校になってしまう子や、生きにくさに悩む子供さんやそれを見守るお母さんの苦しみはあるだろうと思います。
私は、今自分が行っている仕事や生活の環境、自分の持つ知識、これから学ぶことなどをしたとしても、直接子供を救う事に携わるのは難しいだろうと感じます。
そして、どうしても、お母さんはどうなんだろう。というところに気持ちがいく事もわかりました。
私はアロマセラピストです。私ができる事、気になる事はやっぱり、見守るお母さんをケアする事なんだと思います。
HSCのお子さんを持つということだけではなく、不登校のお子さんを抱えていたり、介護をしていたり、頑張らなきゃならない環境にいる人の張りすぎた糸を、少しでも緩めるお手伝いをしたい。
そんな風に思いました。
魔女ラボブログをご覧いただいている方は、アロマセラピーに関わるお仕事をされている方も多いと思います。
アロマセラピーは、こういった場面でも、様々な事が出来る可能性がたくさんあると感じました。
プロであっても、家庭の中であっても・・。
この講座の内容は、私は知らなかった事でした。
まだまだ知らない方がいらっしゃるのではないかな?
知ることで、私のように楽になる人もいらっしゃるのではないかな?
そして、アロマセラピーができる事の可能性もあると考え、
今日の魔女ラボブログでシェアさせていただきました。
本も色々出ているみたいです。
例えばこちら。
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【新品】【本】敏感すぎる自分を好きになれる本 長沼睦雄/著
1,430円
楽天 |
ご興味がある方は読んでみてくださいね。
お読みいただき、ありがとうございました。