七十二候が今日から変わります。
紅花栄(べにばな さかう)は、5月26日~30日まで。
紅花が咲きほこる時期だということ。
紅花は、キク科の一年草もしくは越年草。1mくらいになり、茎のてっぺんに黄色い花を咲かせます。薬草としても使われていますが、紅花油(サフラワー油)や染料として有名。
紅花油は、リノール酸を摂取できるというので一時ブームになったことがありましたよね。
染料は紅色を生みだしますが、お花が黄色なので、すぐには紅色はできません。花を摘んですぐに水にさらし、乾燥させる。これを何度も繰り返すうちに紅色が生まれるんですって?!!すごく手間がかかっているのですね。
旬の虫は、てんとう虫。
てんとう虫は、黒、赤、橙、黄、褐色などの鮮やかな色で、背中に水玉模様があるのが特徴。数や色は種類によって違うそうです。
7つの水玉があるのが、ななほしてんとう。
あぶらむしや、うどんこ病の菌などを食べてくれるので、人間から見たらですが益虫と言われています。
この害虫、益虫の分け方には私はちょっと抵抗がありますが。。。
和名では、天道虫。由来は、てんとう虫が太陽に向かっていくからとのこと。本当に絵になりやすい虫ですね。
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