夏の暦のまとめです。
5月皐月
早苗(稲の苗)を植える月のため、「早苗月(さなえづき)」が縮まったもの。別名には、雨月(うげつ)、月不見月(つきみずづき)、梅月(ばいげつ)がある。
初候 蚕起食桑’(かいこおきてくわをはむ)5月21日~25日
6月水無月
このまま読むと、水が涸れてなくなってしまう月。旧暦の6月は7月上旬~8月からの季節に当たるので、そう呼んだという説があります。
一方では、「無」は「の」と呼び、「水の月」と考えるという説もあります。すると「田んぼに水を引く月」という意味になりますよね。
別名は、鳴雷月(なるかみづき)、焦月(しょうげつ)、風待月(かぜまちづき)、涼暮月(すずくれづき)です。
次候 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)6月11日~15日
7月文月
7月の書の上達を祈る月。
別名では、七夜月(ななよづき)、七夕月(たなばたづき)、女郎花月(おみなえしづき)と言われる。
次候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)7月28日~8月1日
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